■千春のお話
Part.37びっくりしたお客様 目次
仕事柄たくさんのお客様にお会いしますが、中でもびっくりしたお客様をピックアップしてみます。

1.従業員の朝食をよこせと言った人
私たちフロントでは朝の時間が大変忙しいので、朝食はフロントの裏の事務所で取りますが、その食事を横取りされたことがあります。
いきさつとしては、朝ご到着のそのお客様が朝食の用意をしてほしいとおっしゃったことから、朝食の内容を教えてほしいとのことで、「基本的には洋食で卵料理がメインで、コーヒーや紅茶、サラダ、オレンジジュースはテーブルへお運びするほか、焼きたてのパン・朝粥・シリアルなどはバイキングになっております」とお答えいたしましたら、「朝はいつもご飯と味噌汁だから用意してよ」とおっしゃるので、「少々お時間を頂くことになりますが、よろしければご用意いたしますが」「すぐ食べて滑りに行きたいんだ。じゃあいらないよ」その会話中にフロントのまかない用の食事が厨房から運ばれてきました。そのにおいを嗅ぎつけたお客様が「なんだ、味噌汁あるんじゃないか」「申し訳ございません、従業員用の食事ですので・・・」「いいんだよ、それで」というわけです。喜んでもらえたから、まっ、いーか!
2.お風呂のお湯を抜いてしまった外人さん
3.お風呂に石鹸を入れてアワアワにしてしまった外人さん
4.いくらお願いしても靴のまま入って来る外人さん2〜4は習慣の違いですから、悪気はありません。
5.食い逃げで捕まった人

宿によって、食堂・ダイニングのスタイルはいろいろです。こちらでは朝食のテーブルに宿泊者のお名前のプレートをおいています。それを知らずに館内にこっそり入って朝食でただ飯にありつこうとした悪いお客様。宿泊の方とテーブルでバッティング。知らない人が自分の席に座って自分のご飯を勝手に食べている・・・とお客様。そしてピーポーピーポーを呼びました(笑)。あとから聞くところによると、完全バイキングの宿での常習犯だったそうです。3週間くらいただでご飯を食い逃げして生き延びていたとか。 悪いことはしちゃいけません。
Part.38嫁姑問題 目次
この辺りでは旦那さんの両親と同居するのが当たり前です。(奥さんの両親の場合もありますが・・)
でもって、嫁姑問題が多発しやすいようです。当たり前ですよね。育ってきた環境も違うのですし、姑と同居するために結婚したわけでもないし。わたし的に言いますとうまくいく方が珍しいかも?
それで、我が家は嫁姑問題多発地帯かというと、全くないんですよ(笑)おばあちゃん・・と呼ぶと語弊がありますね、義母は穏和で優しい、天使のような人なので、トラブルがないんですよ。大体私も、意地悪ババーの家に入る気なんてさらさらありませんから、選択はかなり正しかったわけです。
私は結婚する前から、ちょくちょく志鷹を手伝っていました。(ここにバイトに来て旦那さんと知り合ったわけではありませんが)ですから、「す」の義父(おじいちゃん)・義母(おばあちゃん)を見ることができました。
といっても、2人とも裏表が無くいつも「す」なんですけどね、そこに惚れ込んで結婚しちゃったフシもあります。ですから、岳さん(旦那さん)からプロポーズされたことが無く、父・母が来てくれないかと言ってくれて結婚を承諾したんですよ。多分、結婚を決めるときに「嫁姑問題に困りそうな家だわ」風に見せないようにするお家は多いのでしょうね。「家はみんなが優しいのよ、安心してね」みたいにウソ見せちゃうから後々トラブルになるんでしょうね。惑わされないよう観察する目は大事だと思います。嫁姑問題は永遠の課題、旦那は好きでも、その両親とは全くウマが合わないと言う家庭が多い中、家は大変恵まれていると思います。
大護のお嫁さんが来たら、ありのままの私をみせよーっと。「このお母さんへん!」っていわれても、ウソつくよりは絶対いいわ。
Part.39後継ぎは男じゃなきゃダメ? 目次
嫁姑問題に次いで、この辺りで問題なのは後継ぎのこと。うちの子は上が女の子2人ですので、3番目が生まれるまでは、後継ぎはどうするの?とよく聞かれていたんですが、その意味は「お婿さんを取るの?財産をよそ者にくれるの?」と言うようなことだったと思います。なんか変ですよね。
お婿さん取って女の子に後を継がせたらおかしいんでしょうか?来てくれる人がいれば、いいじゃありませんか!財産もって逃げちゃうような人を選ばなきゃいいんだし。
私は3番目が男の子だったので、「でかしたでかした」といわれます。これで立派な嫁の役目を果たした!と。え〜?!男の子を産まなきゃ立派な嫁じゃないわけ〜??じゃあ、今まで立派な嫁じゃなかったって言うのぉ〜。こんなに頑張っているのに〜。なんじゃそりゃ〜。
女の子ばっかりあるご家庭では、お腹の子が女だとわかったとたん、旦那さんがぶすっとしたとか、生まれても病院へも一度も見に来なかったお家もあるんですって!
同じ命を授かった赤ちゃんなのに、女だからがっかりするとかっておかしいと思いませんか?しかし実際問題、偏見ジジーやババーのご家庭だと子供が女の子だけのお嫁さんやお婿さんの立場はきついでしょうねぇ〜。
どのお家でも一番頑張るお嫁さんとお婿さん、大事にしましょう!
Part.40電話のお話し 目次
公衆トイレを使っていたとき、隣の人のケータイがなって、「私?今会議中なのよ、また後でかけるから・・・うんうん・・・」と話している人の横でカランカラン(トイレットペーパーの音)ジャーーーーと音を出してしまったことがあり、やっばぁ〜〜・・・隣の人が完全にトイレから出るまで、でれなくなっちゃった、ということがあります。
私が悪いことをしたわけではないんでしょうが、バツが悪いものです。
先日夜くたびれていたときに、実家の母から電話がありました。直感的に電話が長くなりそうな予感がした私、「ただ今留守にしております。ご用の方は発信音の後お名前お電話番号をメッセージをお入れください」と、機械声を出しました。
そこまでは良かったのですが「ぴー」といった後に「ぴーひょろろー」と付け加えてしまったために、「あんたなにアホなこというてんねん?」と言われてしまいました。
「やっぱわかった?」「ふざけてる場合やないで。えらいこっちゃや。」それから延々愚痴を聞かされた私です。
ロビーでケータイの忘れ物。お客様にお忘れではないですか?と尋ねても、みんなNO。どうしようかな・・と思っていたら、その電話が鳴ったので反射的に出てしまったんです。
女の人の声で、私が出たら「あんただれよ?○○のなんなのよっ」と怒られました。「私は・・・」と言いかけたところで「この頃おかしいと思ってたのよ。名前を言いなさいよっ。いえないなんて言わせないわよっ」「実はですね・・・」「そんな言い訳なんて聞かないからね。名前を言いなさいよ」「プチホテル志鷹です」「冗談も程々にしなさいよ」「携帯電話をお忘れになっておりまして、こちらはプチホテル志鷹といいまして・・・」で、やっと意味が通じまして、ほっ。落とし物拾ってこんなに困ったことは初めてです。
Part.41私の自慢目次
何を隠そう私は子供の頃、歯の健康優良児でした。虫歯ができたことがありません。特別なこと?何もしていません。逆にずぼらな方でした。歯磨きは大っきらいでしたから。
これはただ単に、体質です。歯は丈夫でも、歯ぐきがそれについていけないらしく、そのトラブルで歯医者へ行ったことがあります。そのとき聞いた話によると、唾液がさらさらしているので、歯に汚れがつきにくいそうです。また、好き嫌いが全くないので、それもいいんでしょう・・・と。そして、骨がとても丈夫だと言うことらしいです。
小学校の頃、学校帰りにお友達がみんなで歯医者さんへ行くので、うらやましく思って、歯にチョコレートを詰めて、私も虫歯ができたからと一緒についていったことがあります。
「本当に歯が痛いの?」と聞かれてさすがに「痛くない」といってしまいました。歯磨きしてもらって、終了(笑)。「きれいな歯だからちゃんと歯磨きして大事にしてね」ですって。歯磨きしてないのバレちゃった〜。5年くらい前、膝の半月板損傷で手術をしたときに、本当は半月板を取って人工の物を入れる予定だったのですが、内視鏡を入れてみると、損傷が少しだったのと、プラスあまりにもきれいな半月板だったので、主治医の先生が取るのをやめた・・ということがありました。こういう人は骨も丈夫なんだよ、といわれたことを覚えています。
骨が丈夫なのは喜ばしいことなのですが、ついでに骨が太いと思うんです。足首なんて、太すぎます。(あまり見ないようにね)腕だって太い・・・。体重だって「うっそぉ〜」といわれるくらい重い。これはすべて骨太のせいです。ちょっと悲しい。あんまり自慢になりませんでしたね・・・。やぶへびだぁ〜。
Part.42子供達 目次
子供は親をよく見ているモノです。
先日おかしかったのは、高速を走っていて、あかりが「前の車遅いねー、超オソー」のどかが「お母さん抜いちゃいなよ」あかり「あっ今なら抜けるよ」のどか「いけいけ〜」何でそんなこというの?というと、「お母さんがいつも言ってるから。だって超オソーってよく文句言いながら運転してるよ」やだなぁ。そんなへんなとこ真似されちゃうなんて。
子供って変なところまで良く見ていますよね。似て欲しくないような所がそっくりだったりすると、がっくりしちゃいます。親のせいなのではありますが・・・。言葉には気をつけようと思います(笑)こういう商売は忙しいときは子供と話す時間もありません。それを生まれながらに知っている子供達は、忙しいときはちゃんとじゃまにならないよう、自分たちでやっているようです。どうしても話したいことがあっても、忙しいときは遠慮してしまうようで、かわいそうなときがあります。
この頃お姉ちゃん達はお料理のお手伝いもできるようになって、さしいれに自分で作ったクッキーなどを持ってきて、「おかあさん頑張ってね、大護のことは見ているから」といってくれたりします。本当にいい子達だと思います。春になったら、ずっとそばにいてやりたいと思います。
Part.43子供達(2) 目次
家から小学校までは3.5kmの距離。白馬駅まで行って左に曲がります。毎日だから大変です。低学年の時は1時間はしっかりかかります。今でも帰り道はずっと上り坂なので、1時間かかります。ちょっと普通では考えられない登下校ですが、この辺では当たり前です。
お家の都合で車で送迎する方もいらっしゃいます。ですから、低学年のうちは「何故うちはあのように送迎してくれないのか」と抗議を受けたことが何度もあります。我が家では学校の行き帰りは絶対に歩く約束です。これだけが、我が家の決まりです。
勉強ができてもできなくても、他はどうでもいいんです。そうそう、「ご飯を残さない」もありました。この2つが、子供達とのルールです。
送迎をする癖を付けると、ホテルが忙しい真冬の雪の日は毎日学校へ行けなくなります。私たちは冬に子供達に送迎をしてやれる時間はとれません。そういう現状もありますが、一番の目標は往復2時間歩くことによって丈夫な体になる事、丈夫な心になる事、精神的に強くなる事です。
小さいうちは納得できなかった日もあります。そういうときは歩いて、または自転車で途中出迎えてやって、一緒に歩いて帰りました。何度も繰り返していくうちに、強くなって、小学校2年生の頃には、ちゃんと自分で登下校できるようになりました。体力もつきました。精神的にも強くなってきたと思います。自分の力でやり通すことができるようになってきています。
そういっている私は多分毎日7km歩けないと思いますよ。うちの子供は私と違って立派だと思います(笑)。
Part.44子供達(3) 目次
そうそう、うちのルールまだあるんだったと、Part.43を読み返しながら思った私。お菓子とジュースは買わない。なるべく食さない。お友達の家などで、出してくださった場合に限る・・・ということ。何故かというと、お菓子にもジュースにも体に良いものがはいっていないから、お金を出すのがもったいないと言うことにつきます。ですから、我が家のおやつは大体果物。子供達の飲み物は小さい頃から牛乳・水・トマトジュース・お茶のいずれかです。
先日のどかのお友達が遊びに来てくれたとき、のんちゃんがお友達にトマトジュースを出しました。「ありがとう」とお友達が缶をプシュっと開けて、一口飲んだら、「ぐえええええ」普通のジュースのつもりで飲んだらしい・・トマトジュースを飲んだことがなかったらしい・・・。のどかは不思議そうに「何で飲まないの?」そうか、子供にトマトジュースはメジャーじゃないのかもしれないと思った私です。
そりゃそうですよね。うちの子が変わってる方でしょうね。しかし、問題は3番目の大護君。歳が離れたこともあり、食がいいのもあり、お菓子の味もジュースの味もすでに覚えてしまいました。フロントでレジをあけてさっさとジュース代を握りしめて、自販機へ買いに行く2歳児になってしまいました。
彼のお陰でうちのルールまで変わりつつあるこの頃。大護はスーパーで勝手にお菓子をカートに入れてしまうので、お姉ちゃん達はじゃあ私たちも・・となるわけです。ダメだというと、ずっる〜い!じゃあ甘くないモノにしてねと言っているそばから、そばで大護は飴をカートへ入れている始末。う〜ん3番目はテゴワイ・・・。
春から、大護君に取りかかる私。(今はおじいちゃんおばあちゃんがメインになっているので、好き放題になっている)予断は許せない状態です。オ〜コワ・・・。
Part.45お酒の飲み方 目次
おととい大酒をかっくらってしまった私。ど〜も、酒の失敗が多い。正しく飲むにはどうすればよいか・・・。これまた永遠の課題でしょうねー。それでは私の課題をご紹介しましょう。

1.たくさん飲まない(そう思っているのに、やっぱ呑んじゃえ〜ってなる)
2.ペースをあげすぎない(そう思っているのにだんだん早くなる)
3.呑んでて相手に嫌な気持ちにさせないよう気をつける(これは私の得意とするところらしく、だんだん相手までのってきてしまうので=大酒となる)
4.ハイテンションにならないようにする(無理かも?)
5.私のついだ酒が呑めんのか〜と脅さないようにして、みんなで量をセーブする。
6.絶対に仕事に差し支えることだけはしない。

以上でございます。どうも昔から、千春ちゃんがいないと飲み会が盛り上がらないと言うことで、「飲み会盛り上げ人」をやっていましたので、飲み始めると、そのクセが出てしまうようです。今回ばかりは大反省。(昼間立ってられなくなって、1時間弱お昼寝をさせてもらった)私もいい大人なので、2度と失敗しないようにします。
こうやってページに載せることで、意識を高める私でした。もしかしてこうでもしないとまたやるかも?・・・と感じるフシがあり????
Part.46会社の運動会 目次
千春のお話が久々になりました。ネタはたくさんあるのですが、書く時間がとれません。今日はまたまた、会社のお話し。ある年、関東圏の支部同士の親睦を深めるために運動会がありました。忘れもしない豊島園の裏のでっかいグラウンド。「○×支部」みたいなテントがずら〜り。ここまでは運動会のよくある光景。
私たちの支部は当時設立されたばかりで、フィットネスジムやプール、器械体操などの総合スポーツクラブだったせいか、結構「きれい所」が集まっていて、性格もやんわりしたお嬢様タイプが多かったのですが、○○市辺りの水泳バリバリ支部は、オトコ女や筋肉マッチョ男が勢揃い。同じ会社の支部とは思えない感じ。
同僚が「へぇ〜、あんなブスばかりの支部ってみたことないよね(笑)」とうっかり本当のことを言ってしまったら、なんとその支部の超ドブスが聞いていたんです。(ブスは耳がいいらしい)同僚はその場でブスに詰め寄られていました。他のみんなはどうしたかって?もちろんダッシュで逃げました(笑)。
さて競技が始まりました。何となくただならぬ雰囲気が漂ってきます。これは殺気というモノ?大玉送りやら、100m走・リレーくらいまでは、まーまー普通の運動会。さて、女子の騎馬戦・・・・というとき、異様な殺気の意味が分かりました。そうです、ブスばっかり支部が私たちの支部に総攻撃してきたんですよ。
私はどうしたかって??
まともに攻撃を食らったら、瀕死の重傷ですよ。もちろんダッシュで逃げました。しかし、逃げ切れなかった友人は・・・髪の毛は引っ張られるは、何本も抜かれるは、ひっかき傷やら打撲やら、はっきり言ってボコボコでした。で、あほらしくなった私たち、他の競技は皆さんに任せて運動会は「ばっくれ」です。
その後、豊島園にちゃっかり入園して、乗り物天国!!ワーキャーですごく楽しかったです!その次の日、上司にめちゃめちゃ怒られましたが、運動会で死ぬよりマシだと言い張った私たち新入社員でしたとさ(笑)。
Part.47会社の慰安旅行 目次
またまた、会社の話です。一つ思い出すと、どんどん思い出すものです。
ある年、会社の慰安旅行と言うことで、品川プリンスホテルの2フロアーか3フロアーを貸し切りで使って宿泊したことがあります。関東近県支部の慰安旅行なのに何故品川プリンスだったのかわからないのですが・・・。まぁただで泊まれますから、文句言ってはイケナイのでしょうが・・・。例のブスばっかり支部(Part.46参照)となるべく顔を合わせないように、挑みましたよ(笑)。
運動会から何年か経っていましたので、その支部もメンバーチェンジがあったようで、当時のしこりはなく、穏やかに慰安旅行の時は進んでいきました。でも、全然面白くなくて、同僚がパーティーの途中で抜け出そうといいだし、私も賛同しました。
また、上司から叱られたらやばいので、そーっと抜け出しました。
パーティーは150人くらいはラクに人がいたので、ちょっとやそっと抜けても大丈夫な雰囲気です。
さあ抜け出し成功で、プリンスを後にして六本木へ繰り出そうとタクシー乗り場まで行った私たち。ただ、タクシーの混む時間らしく、タクシー乗り場でかれこれ25分くらい待っていてやっと来たタクシー。さあ!乗りましょというときに、一人が「大変!」と叫びました。「なになに?」と聞くと、足もとを指さします。私たちはプリンスのお部屋用のスリッパのまま、外へ出てしまっていたのです。
これじゃあ、六本木もままならないので、靴を取りに行こうとしたのですが、運転手さんは「乗るの乗らないの?乗らないならもう車出すよ」と脅迫めいた言葉・・・。こうなったら、スリッパのまま出かけちゃえ!というわけで、一句怖くない集団だったらスリッパも六本木スリッパ集団は夜更けまで大騒ぎ!上司に怒られないかとヒヤヒヤしていましたが、翌朝全くバレていませんでした。ただこの後大変なことが・・・。
慰安旅行も終わって、仕事を再開したある日、本社から激怒の通達が・・・。
プリンスののバスローブ・バスタオル、足ふきマットまでが80%近く無くなっていたと言うことなんです!持ち帰った者はすぐさま本社へ持ってくるようにと!
そうそう・・・・プールの指導上がりにバスローブは重宝するんです。あわててバスローブをロッカー室に隠した同僚(笑)。先輩はあわててコーチ室に敷いてあったバスマットを持ち去っていました。
社長が「なんて情けないことを!」と激怒したそうですよ。同僚がそっと私に「○○先生(上司の名前)も慰安旅行以来、プリンスのバスタオル使ってたよね・・・。」まっいーか!
PS.私は何にも持ち帰っていませんよ!これはホントの話。スリッパでディスコへ行っても、バスタオルはいっぱい持ってましたから(笑)。
Part.48山のモノが好き 目次
春ですねー。ちゃんめろ(ふきのとうのこと)美味しいですねー。
なんと言ってもその辺から摘んでくるだけで、おかずになるところがいいのです。
なんと言っても天ぷらでしょう。そして、ちゃんめろ味噌(ふきみそ)、これはご飯がいくらあっても足りません。みんな大好きです。お酒にもぴったりです。
ちゃんめろ味噌と冷酒・・・くぅ〜、うまいんだなぁ、これが!これからは蕗も出ますね。ゲレンデではワラビが取り放題ですし。
ちょっと遠くまで足を伸ばせは、山菜だってとれます!ただし、熊にはご用心。そういうわけで私は山のモノが大好きです。土のにおいが好きなんですね。
近所の人に「千春さんは大町出身?」と聞かれたこともしばしば。どこから見ても、東京出身には見えないんでしょうね(笑)。
高校2年の時に年間98日しか学校に出席していなかった「ワルモノ」だとは、誰も思ってもみないところでしょうね(笑)。
昔があるから、今がある。お金がないから、山菜採って生きる。自然の原理でありまする(笑)。
Part.49すっぱくないす目次
「千春のお話」の更新大変お待たせしました。
日々追われている3児の主婦+ホテルの仕事のお陰で、このコーナーの更新を8ヶ月もさぼっていました。ネタは沢山あるんですが、更新する時間がなかなかとれません(泣)。ようやく更新の腰を上げたのは、この頃よくメールで「更新待っています。積雪情報より楽しみにしています。」と言われるので。そこまで言われちゃったら、やらなくては(笑)。

さてさて、「すっぱくないす」の本題。このフレーズご存じですか?何年か前(5年くらい前?)に「ミツカン」のCMであったんですよ。お酢を使って煮込むお料理で、確か骨付き鳥肉と卵を酢で煮込む食べ物なんですが、CMを見る限りではお酢をじゃんじゃん入れて煮込んでいるのです。でも、出演者は食べながらにこにこして「すっぱくないす!」って言ってるんです。それを家族で見ていて、「どう見ても酸っぱそうだよね〜」とお父さんが言ったのですが、私は「酸っぱくないって言うんだからそうなんじゃないの?じゃあ作ってみるか!」
てな訳で、レシピ通り作ってみたんです。煮込んでいるとき、すごい酢のにおいが部屋中充満してきて、「くさ〜い」と家族全員非難ゴーゴー・・。お鍋を見に来た長女は「こんなのきっと食べれないよぉ」「でも、すっぱくないすになるんだって」と私。
でも、モノスゴイにおいで実はかなり不安だったんです。で、出来上がりました!
味見をした私は、・・・・・・(あまりにもびっくりの沈黙)、げほげほ・・・、げほげほ・・。「うえぇぇぇ〜〜すっぺえええええ〜〜〜」♪♪
今夜のおかずは「すっぱいす!」家族全員残した〜〜♪♪♪♪
もう私はそれ以来CMが信じられなくなりました。
その日の夕食時、おじいちゃんの機嫌が超ワルかったのがかなり忘れられません・・・。これは私のせいなのでしょうか?
Part.50浜あゆ?? 目次
何を隠そう、私は芸能人の名前を知りません。えっっっ??
芸能人って死語ですって?
では、タレントさんとか歌手の名前とかを知らないんです。
何故って?まず興味がないんです。あと、ここ2年くらいテレビを見せてもらえない環境なんです。というのは、3歳児大護がVTRばっかり見ていて、テレビを見せてくれないんです(泣)。
お陰で、新幹線の名前を全部言えます。700系のぞみとか、E4系MAXなんておちゃのこさいさい!「たにがわ」も「ひかり」も「こだま」もちゃんと見分けがつきます。そうです。新幹線のVTR漬けです(笑)。
先日美容院へ行ったんですね。隣の人が「浜あゆみたいにしてください」というのですよ。それって魚?魚みたいな髪型にするの?とびっくりした私。
帰宅して長女あかりに聞きました。以下私とあかりのやりとりです。

あかり「ゲー!浜崎あゆみのことだよ。知らないのぉ?」
私「それ誰?」
あかり「浜あゆだよ。本当に知らないの?」
私「知らないからきいてんじゃん。」
あかり「歌うたってる人だよ。ほらこの人。」
てな訳で、雑誌を見て教えてもらえました。

「お母さんって骨董品みたいだよね、超珍しいよね。」うるせえ、バカヤロー!テレビ見せてもらえないんだもん。しょうがないでしょ。芸能人は知らなくても、PCはちょっと使えるし、計算だってできるし、困ることなんか何もないもんねー!
お客さんの名前を覚えるのだって得意なんだから!ふーんだ。
でもでも、最近覚えたんです。モー娘が沢山のお姉さんのグループだって事。その中に後藤ってのとヤグチって人がいること。これはあかりからの受け売りです。
実は誰が誰だかさっぱり見分けがついていません。あ〜また「ぼけつ」ほっちゃったかなぁ?でもひかりレールスターは知っている私!!
Part.51高校の時のお正月 目次
今日は1月1日。
あけましておめでとうございます。
と言うわけで、高校のお正月の思い出話をひとつ。
私は渋谷区の神宮前に住んでいたので、元旦は必ず明治神宮へお参りに行っていました。これは高1の時のお話し。
元旦0時から友人とお参りに行くからと、12/31の夕方うちを出発。ちゃんとお化粧をして、一番お気に入りの服を着て。同級生4人くらいで原宿を歩いていると、ナンパされまくるんです。
「何処に行くの?」から始まって「お茶のまない?」「おごるから一緒にご飯食べよう!」などなど。はっきりいって男はよりどりみどり。
計画的ですから、事前にサインを決めておきます。
気に入ったら鼻を触る・好みでなければ頭をかく、など。で多数決で相手が決まります。そしてナンパされた男性チームとともに、まずはお茶、次は晩ご飯、で初詣という具合なのです。
可愛い声で「ごちそうさまでしたぁ!」なーんて言えば、間違いなく「おごり」です。たらふく食べて飲んで、腹ごなしに初詣して、わーわーきゃーきゃー。楽しかったですねぇ。イマドキならこの後「気に入った相手とふたりきり」なんて事は当たり前なのでしょうね。しかしここが食い気中心の昔の高校生。初詣に行って、また遊ぼうねーときっぱり「さようなら」。
そうです。はっきり言えば「ただ食い」目的。これってすごい犯罪かも?
もう、時効ですよね。許してけろ〜。さよならしてから、女4人でサテンで初めて自腹の懇談会。
あのなかの青の服の男、すっげーださいよね、から始まって〜、背の高い人が一番かっこよかった、え〜ウソでしょう?あんなのタイプなの〜?でもさぁ晩ご飯、いまいち美味しくなかったとおもわない?入ったお店がせこいんだもん、私ピザの方が良かったな〜、タダだからしゃあないで!
しかし母となった今、娘達がもし同じ事をしたりしたらどういうのでしょうね・・。私の母?ちゃんと見抜いてましたね。
母「おこづかいもなくて、家でご飯食べなくて、明け方まで外にいて、大丈夫だったの?」
私「じ、じ、じ、実はぁ〜。」
母「しばくで〜」見るも無惨に「しばき倒され」ました。
忘れもしないお正月の巻でした。
Part.52外国のお客様 目次
オリンピック以来、ちょいちょいと外国のお客様がお見えになる事が多いこのごろ。
最初は見るだけでビビッていたのですが、最近ちょっとだけ慣れてきました。
英語?全然しゃべれませんよ、私。
単語を言うだけ。あとは辞書。
そして身振り手振り(笑)。
でもね、けっこう通じるモノなんですよ。これが。
スキーロッカールームはストレート・ライトにあります。えっと、お風呂は・・・パブリックバスはずっとあっちのほう。ディナーはツー、じゃなくてセカンドフロアーです。
これで大体OK!
はっはっは!困ったときには、慎吾さんのお嫁さんのスッチー美由紀ちゃんに頼ります。
気合いがいるのはドイツ語圏のお客様。こちらは全く通じません。ダンケ、ビッテくらいしか知りませんので、全てが身振りに頼ります。
スキーしまうロッカーあるでしょ?と言いながらスキーをしまうまねをしながら、それはねーこっちです。と場所まで行ってご案内。
ダイニングの場所もご案内。でも、彼らがまだなにか言ってる時には慎吾さんを呼びつけます。で、一安心。皆さんに支えられて志鷹のフロント業務は成り立っています(笑)。
あ〜やっぱり普通の日本のお馴染みさんが一番。
こんにちは〜もうお部屋は入れますよ!これロッカーの鍵ねってな具合が一番ですねぇ。
先シーズンにたびたびみえたアメリカのお客様に、「チハルサンってオモシロイネ」って言われたんです。「ソレト、ヤサシイ」うれしくなりましたね。そしたら「モットヤスクシテクダサイ」ですって!
すかさず「無理に決まってんじゃん」といいましたら、「ヤッパリソウイウトオモッタ、オモシロイネ」おちょくってんのか〜このギャージン(外人)!
完全おちょくってる、だって日本語ぺらぺらなんだもん。
Part.53男と女とどっちがいい?目次
友人しもじと毎日メールで話しています。
今日は男と女どっちがいいかの話題。
千春のお話でも取り上げてみました。
私たち共通の意見は、もちろん女。母になって思うのですが、男の人はいつまでたっても子供みたいです。我が家は子供3人ですが、子供が4人いるような感覚を覚えるときがあります。しかも、4人目の大人の子供が一番始末が悪い(笑)。
よっぽど本当の子供の方がましです。
母になるということは、まず一番最初に自分の時間を無くします。睡眠時間・食事の時間・余暇の時間の全てを赤ちゃんに取られてしまうことがほとんどです。
子供のいない方のために説明しますが、赤ちゃんは生まれたての頃2時間続けて寝ません。ということは、母は2時間続けて眠れません。夜中じゅう(というか1日中ですが)オッパイをあげたり、またはミルクをあげたり、おむつを替えたり、だっこしたりしているわけです。
しかし、大抵のお父さんは夜中は寝ています。なぜならば、お父さんは翌日仕事があるからです。もしも、仕事を産休で休んで、夜中に一緒に子育てをしてくれるお父さんがいたら、すばらしいことなのですが。
日本の企業は性格的に無理なようです。だんだんお母さんだけが子育ての中心人物になります。そしてお母さんの余暇はどんどん削られていきます。お父さんは稼いでくるだけの人、になっちゃいます。
しかも、お父さんの余暇は今まで通りあります。
そうすると、お母さんは逆上することが多いようです。私はずっと子育てで、何であんたがゴルフなの〜!?ってなぐあいです。
親になってもそういう環境が続く日本のお父さんは、お母さんに悪いと思いつつも、こっそり?余暇を楽しむようになるようです。仕事のあとの接待と称して、呑んできたり、ゴルフも行けます。
でもその間お母さんはトイレに行くことすらガマンして、赤ちゃんを見ているわけです。旦那が帰ったら帰ったで、接待ではない飲み会とは知りつつも、おかえりなさ〜いなんて言ってあげるわけです。そして段々と母は忍耐力も付いてくるのです。
良い妻をお持ちの旦那さんほど、相手の気持ちが分からず好き勝手なことをして一生生きていくことができる環境にあります。
と言うわけで、男はいつまでたっても子供のままなのです。
かなり偏った考え方ですが、お母さんは「そう思う!」という方が多いのでは?
家ですか?お父さん育児に協力的ですよ。
途中かなりバトルがありましたけど(笑)。
わたし的超偏見意見ですが、女は強くて優しくてガマン強い。
男はずるいから最後までやり通せななかったり、逃げたりする。
さて、男と女とどっちがいい?私は絶対女がいい!
Part.54仕事が好き 目次
私は我が家の仕事が好きです。
珍しい!と言われたことがあります。
仕事を好きな人ってあまりいないのでしょうか?それって損ですよね。
キライより好きな方がいいです。一生懸命仕事ができた方が、人生楽しいと思うのですが。
例えば、「宿泊の仕事は好きじゃない」と親がイヤイヤやっていると子供もそうなるようです。知ってるある家はなぜだか宿屋の商売のことが家族全員キライです。
ですので、そこの家の子供はお客様が玄関から入ってきても、挨拶をしません。お客様が来ない方がいいと思っているようです。うちの子供も当初お客様が来ない方がいいと思っていました。
なぜなら、お客様が来ると私や旦那さんが忙しくなって、お客さんが来ることが嫌だったのです。そこで私は、子供達によく話しました。お客様が来てくれるから、私たちが生活していけると言うことを。
そうすると、ある日「今日は沢山泊まってくれているから、良かったね」っていうんです。なんて理解の早い良い子なのでしょうと思うと、「これでディズニーシー行ける?」私はきっぱり「行けません」の一言(笑)。
この頃はよくお手伝いもしてくれます。私が大変だからと、大護の面倒も見てくれますので、お姉ちゃん達は我が家では欠かせない存在です。
お客様を大事にする気持ちも伝わってきたようです。もう少ししたら、あかりやのどかはフロントをお手伝いできるようになると思います。
私のように仕事が好きになってくれたらいいなと思います。
一生懸命やること、喜んでもらう大切さをわかってくれるといいですね。
Part.55小学校1年生の時目次
ご存じですか?象が踏んでも壊れないふでばこ。
私が幼稚園くらいの時から流行っていて、ほとんどの小学1年生が購入していたようです。
私も母におねだりをして、この筆箱を買ってもらいました。
学校へ行くと、クラスの50%近くのお友達が持っていて、持っている子で色が同じだの、ここにお名前シールを貼ってもらっただの話していました。
ある男の子が、あのCMのまねをしようぜー、と言い出しました。
女の子は「え〜いやだぁ」「でも、象が乗っても壊れないんだぜー」と男の子。
結局やってみることになりました。みんなの象が踏んでも壊れないふでばこを集めて、CMのように教室に引き詰めました。男の子が「いくよー」と、ふでばこに乗ったとたん・・・・・バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ壊れてしまったのでした〜。
女の子はパニックです。「きゃ〜」男の子は雄叫びです。「うおぉ〜」
翌日の朝礼で校長先生が「象が踏んでも壊れないふでばこに乗るのはやめましょう」とのたまわっておられました。
Part.56オーストリアに行きたい!目次
先日からグッギーが来ていて、なにやらみんなで話している間に、すっかりオーストリアへ行きたくなってしまった私。
というよりも、ブンデスへ行きたい!ブンデスはオーストリアの国立のスキー学校です。慎吾さんとグッギーはここでオーストリア国家検定スキー教師の資格を取りました。グッギーと慎吾さんはルームメイトでした。だから、今でもすごく仲がいいのです。
慎吾さんはトップで卒業したんですって!グッギーから聞いたんです。「慎吾はすごくよくできた」そうです。やっぱりすごいんだわ、慎吾さんって。そういうところをひけらかさないのが、彼の良いところ。私だったら、「日本人でトップで卒業したのは俺だけだー」と言いふれ回るはず(笑)。
そんな話をしているうちに、リピーターの若林さんが「千春さん、一緒にブンデスへ行こうよ。入門コースって言うのがあって、一般の人でも入れるんだよ」「大護は連れていける?」「スキースクールに入れればいい」「あかりやのどかは?」「隣のスキー場でボードできるよ」「行きたい!行きたい!」という訳なんです。
八方にお嫁に来てはや13年くらいでしょうか?最近ではすっかり「ホテルが忙しいからスキーやボードはできない」と思っていました。そうか!ホテルが一段落する4月にオーストリアへ行けば、スキーができるんだわ。お父さん、行こうよ!というとお父さんも大乗り気!!
向こうにはグッギーもいるし、そうだ、グッギーも滞在中夕飯一緒に食べようよ!
来るなら4月中はまだ良い雪だよ!コテージ借りて2週間ほどいるのも良いね!
ボードでポールくぐらせてくれるところもあるし!
えっー!!じゃあ、あかり達の練習にもなるね!
じゃあ、子供達のボードだけは持って行かなくちゃね!
私達の道具は全部レンタルで良いか!良い道具がそろってるから、レンタルでOK!もうすっかり計画まで練っちゃって、大盛り上がり!
急にはっと思った私「お金どこから出そう?」・・・そんな余裕無かったんだぁ〜・・・。グッギー「・・・・・ダイジョウブヨ」若林さん「何とかなりますよ」えーんえーん行きたいよぉ、行きたいよぉ、でも大丈夫じゃないよぉ。お父さんに子供のようにダダをこねる私でした。
Part.57困ったことと謝らなければならないこと 目次
ホテルをやっていて、困ったこと、ごめんなさいのこと
。まずはごめんなさいのこと。

●ウイングでラーメン作るのに大失敗したことがあった。こんなに、まずいラーメンは食べたことがないと言われました。(千春の日記01/1/4参照)
●うちは100名様を収容できるのに、お風呂が狭いです。6〜8名くらいしか一度に入りません。とても大浴場なんて言えませんので、浴室と呼んでいます。
●浴室のサウナが入っていないようなんです、とお客様。ごめんなさい・・・電気入れるの忘れていました。
●お部屋のテレビでリモコンのない(使えない)部屋があります。リモコンがないテレビを置いてるなんて、ホテルに来て初めて。リモコンが使えるのとすぐに交換して頂戴と言われました。すぐ交換しました。偶然隣の部屋がリモコン対応だったからなのですが。隣のお部屋の方ゴメンナサイ。
●ホテル前が急坂です。道路に雪がある日は車が登らないことがあります。予約を頂いたお客様へはチェーンは必ずお持ちください、とご案内しております。困ったこと。
●こんなに急な坂があるなら早く言ってよ!登らないじゃない!とご到着時にフロントで言われました。「ご案内に書いてあるのですが・・・。」「いちいち読むわけないじゃない」読んでくださ〜い。
●先日電話での予約時に「この土曜日はあいにく満室です」と言ったら、「お宅はいつもいっぱいで予約が取れたことがない」と叱られました。そして「いつなら予約が取れるんだ」と聞かれて、「平日でしたらまだ余裕がありますが」と答えたら、「仕事があって行けるわけないだろう。ふざけるんじゃない」決してふざけてはおりません。
●ひとりでいらしたお客様と、夕食後ロビーでお話ししていて、「明日ディナーを一緒に食べましょう」と言われました。遠回しに「そういうわけにはいきませんので、また次の機会に」といっても、「良いじゃないですか、私がおごりますから」「いえいえ、フロントで仕事があるんですよ、9時までは」「じゃあ、仕事を手伝いますから」と本当に翌日、仕事を手伝いに来てくれました。う〜ん困った。とてもいい人なんですよねぇ。だから余計に困る(泣)。
Part.58大学の頃(3) 目次
大学の時、パトカーに追いかけられたことがあります。
マジでです。本当に怖かった。
駅から大学まで徒歩20分の距離だったので、ちょっと不便でした。
友人の原付バイクを借りて、休み時間に駅まで用足しに行く時、途中踏切があるんですが、原付だと踏切で一旦停止して両足を地面につけて、それから発進しなければならないんです。
でもはっきり言って止まるのって面倒くさい。
だって、電車は明らかに来ないんですもの。という理由で、ちょっとだけ止まって、発進させたのです。
そこへ警察が後ろから追いかけてきて、「そこの原付止まりなさい」汚ったねー。普通そういうところで張るかぁ?実は私はこの時無免許。
つかまったらえらいこと。
逃げるしかありません。しかもこういう時って急に頭が働くモノで、原付のNo.が警察に控えられたら、借りた友人にも迷惑がかかると思ったモノですから、ナンバープレートを手で隠しながら、片手運転。しかも猛ダッシュ!でもけっこうしつこくて、しっかりついてくるので、細い道を選んで入っては、距離を稼いで、結果ある高校にたどり着き、構内にバイクごと隠れました。
けっこう校庭に木があったりして、何とが逃れることができました。とりあえず30分くらいは動かない方がいいなぁ、と思いながらゼーゼー。
そして激しいカーチェイスの疲れも手伝って、芝生でうたた寝しちゃったんです。ハッと人の気配で起きました。制服姿の女子高生が5人くらい私を囲んでいるのです。
「何してるの?」と聞かれて「お昼寝よ♪」と答えつつ、原付に乗って無事大学へ戻りました。戻ったら、友人が「遅かったじゃん。代返(だいへん)しといたよ。」
バスケの授業中でした。そ〜っと忍び込んでない食わぬ顔でゲームに入りました。
先生が「今日は良い動きじゃないか。トップからパス出して見ろ。」
友人が「どーしたの?なんかあったの?」(私はバスケはあまり得意ではありません。)
「うふふ。多分カーチェイスとお昼寝のお陰よ。」
友人「???」後でみんなに話して大笑い!でも追いかけられたときはかなり笑い事ではなかったのですが〜。
Part.59子供の一人部屋 目次
先日新聞でも見ましたが、この頃の子供は家庭で一人部屋が多いそうです。
しかも生まれたときから部屋を与えてもらっているので、自分以外の人に気遣いができず全てが自分の領域となり、結果電車でお化粧をしたり、コンビニの前で平気で座って買ったものを食べることができる、という内容でした。
要するに、公共の場でも、自分の部屋のような感覚で行けてしまうと言うことです。
自分以外の人の気持ちには立たないのでしょうね。いまどきの若い人が全てではないと思うのですが、白馬でもコンビニの前でしゃがんで買ったおにぎりを食べている学生さんを見たことがあります。
我が家の長女あかりさんは、それを見て、「よっぽどお腹がすいているんだねぇ。」と申していました(笑)。
家は計画性もなく子供が3人いるので、子供部屋がありません。親子5人で同じ部屋に寝ています。確かに、不都合もありますね。でも、良いなって思うこともあるんですよ。
大護が寝てるときは、ちゃんと気遣ってそっと部屋を出たり、気を利かせてお布団をかけ直してくれたり、朝部屋でバタバタしないようにちゃんと時間割をそろえていたりなど。
毎晩お姉ちゃん達が全員のお布団をちゃんとキレイにひいてくれますし。
教えなくとも、当たり前だと思ってやっているようです。この春あかりが中学生になります。
お母さん一人部屋が欲しい!とはいうものの、スペースがありません。
何とかしてやりたい気持ちは山々なのですが・・・。とりあえず、春になってから考えましょう。私としては5人ずっと同じ部屋で良いのですが。子供の方が、嫌みたいですね。
中学へ入学する説明会以来、茶髪にしたい、ルーズソックス履きたい、制服はミニスカートにして欲しいなどなど、リクエストの嵐です。全部やったら、入学式の日に帰れっていわれちゃうよ・・・と脅しときましたけど。まぁ気持ちも分かります。私もそうだったなぁなど思うこの頃です。
さすがにルーズソックスの時代ではありませんが。
私の中学の頃は絶対アイビーです。紺色のハイソックスで、VANのサマーニットのセーターでした。リーガルの靴もはやりましたよね。
あら、ずいぶん話題がそれてしまいました(笑)。
Part.60お得なスキーの方法 目次
わたし的スキー場での過ごし方を提案します。
これは大人のみのスキー旅行に当てはまります。まずは、スキー場は朝一番に滑るのがベスト!ゲレンデは毎晩ピステンの方が整備してくださっているんですよ。
ですので、朝いちのゲレンデコンディションはサイコーです!
基本的にまず朝ご飯は悠長に食べずに、さっさと食べるか、滑ってから食べる覚悟をすると、スキー場ではかなりお得です。
順を追って説明しましょう。
当然スキーは夜中に出発しましょう。
朝いちで、ゲレンデに立つためです。

<出発当日>用意は以前からこつこつ始め、出発日当日はバタバタしないようにしましょう。寝不足はイケマセン。スキー旅行を台無しにします。そのために出発日は夕食後の夜8時から一度眠りましょう。眠らなくとも、横になります。スキー場の場所にもよりますが、軽食を取って夜中1〜2時出発です。

<運転>
運転は交代制にしましょう。(運転のうまい人を友人に持ちましょう。)自分が運転しないときは眠るようにします。トイレ以外に余計な休憩はしません。ロスなく車を走らせます。

<朝、到着>
スキー場近くなったら、朝ご飯を調達します。車の中でさっさと食べましょう。7:00ホテル着です。車を止めて、さっそく着替えです。八方は土日はゴンドラは7:30〜営業です。ゴンドラ開始10分前には出発しましょう。土日なら7:20に出発、平日なら7:50に出発です。ゲレンデは圧雪されており、人もまだ少ないです。朝いちリーゼンを4本ほど楽しみましょう。

<9:00〜11:00頃>
だんだんゲレンデが混み始めます。ホテルに戻ってブーツを脱いで、ロビーで新聞を読みながら、少し休憩です。この頃上部ゲレンデは混んでいますので、ホテル横の白樺ゲレンデで、基本練習をしましょう。日頃の課題を再チェックします。2時間はみっちりやります。この基本練習は大事です。自分の一番できない種目のみに集中します。

<11:00〜12:30頃>
早めの昼食を取りましょう。レストハウスは12:00頃から混み始めます。11:30にすいているレストハウスに入りゆっくり昼食です。午後の課題も決めておきます。

<午後の部>
混んでいる午後は、すいているバーンを選ぶのがポイント。お勧めは国際ゲレンデ。パノラマの下です。兎平とまではいかなくともそこそこのコブがあり、何よりすいています。コブの練習にぴったりです。

<夕方>
夕方の休憩です。1日頑張ったのでここで初めてアルコールに手を出しましょう。今日の反省です。小回りは完璧だったか、コブは以前よりも克服できたのか、何処が明日の課題かよ〜く考えます。考えてわからないときは、ビールをガンガン飲んでみましょう。へべれけで滑ってみるのも、楽しいモノです。実は、飲酒運転はあんまりお勧めできませんが、私は呑んでスキーをするのが好きです。急にコブに対する恐怖が無くなるからです。実際、へべれけ状態でチャンピオンを降りてきたとき、みんながうまくなったねーと誉めてくれました。本人ほとんどどうやって降りてきたかは覚えていません。

<チェックイン〜夕食>
ホテルへ到着です。さっさとお風呂に入りましょう。酔いをある程度醒まさなければ、ディナーに影響が出ます。美味しいコースを頂くために、一度シラフに戻ります。

<アフター>
夕食の後は、お部屋で「呑めや騒げ」で楽しく過ごしましょう。しかし、夜10時には寝なければなりません。翌日は楽しい朝いちリーゼンが待っています。深酒は禁物です。

<翌日の朝>
寝ている友人を後目に、ひとりでも朝7時には起床します。そーっとウェアーをきて、7:30のゴンドラに乗りましょう。歯磨きもメイクも朝ご飯も後回し。1〜2本滑って、ホテルへ戻ると、朝いちリーゼンの優越感でいっぱいです。「おくれてごめんねー」とスキーウエアーのままレストランへ入ります。なぜなら、8:00過ぎると、従業員さんに迷惑がかかるからと、早く入った方がゆっくり沢山食べられるからなのです。さあ、めいっぱいパンをおかわりして、ゆっくりコーヒーを飲んで、今日も1日頑張りましょう!ご参考になりましたでしょうか(笑)?
Part.61お得なスキーの方法(2) 目次
今回はファミリー編です。まず家族でスキーへ行く場合、綿密な計画とかなりの忍耐力が必要です。特にスキー好きのご両親の場合、パラレルターンやウエーデルンがゲレンデで披露できないかもしれないことを、覚悟しましょう。ザザッと板をそろえてかっこよく止まって、さっとサングラスをおでこにずらして「俺ってカッコイイダろぉ〜」の技も、披露できない事になるでしょう。

<出発当日>
小さいお子様連れの場合は特に、子供の生活にスケジュールを合わせてあげましょう。夜中に車で走るのは、もしも子供が車中ぐっすり眠らないようなら、やめておきます。睡眠を充分に取り、朝ご飯をお家でしっかり食べて出発することが望ましいです。当然車中お遊びグッズは必須。今回のスキーお出かけ用に、気に入ったキャラクターの新しいおもちゃを用意してあげるのも良い作戦です。おやつや飲み物も欠かせません。なるべく早くスキー場のホテルに到着することが好ましいので、お父さんはしっかりとその日の道路状況の確認・ホテルの場所を確認しておきます。

<運転>
できればお父さんだけが運転しましょう。とかく車中で子供は飽きてしまいがち。ヘタに運転をお母さんと交代すると、「おかあさ〜ん、こっちに来て〜」となることもあり、エスカレートすると危険も伴います。または、「運転ヘタだなぁ」というお父さん気遣いのない一言から、夫婦げんか勃発→子供泣く→事故勃発にもなりかねません。車でしっかり子供をお昼寝をさせるとベストです。

<ホテル到着>
大体の宿のチェックインは午後2〜3時。到着後すぐお部屋に入れることが望ましいので、この時間に合わせて到着します。まずは車中ガマンしてた子供を大いに誉めてあげましょう。到着後はまず子供のしたいようにさせてあげましょう。お父さん(お母さん)だけがさっさと着替えてゲレンデに行ってしまうのはタブー。必ず相手が「行っておいでよ」と言ってくれたときのみOKです。

<スキーの時間>
子供の機嫌がいいようなら、さてお目当てのスキーです。夕方4:30まで八方のリフトは動いていますから、1時間半くらいは楽しめますね。何はともあれ子供中心。誉めて誉めて褒めちぎって、スキー好きにさせるのがコツです。

<夕食前>
さっさとお風呂に入りましょう。早い時間はお湯がキレイです。お風呂がすいていることを確認してから行きましょう。お風呂はもちろんお父さんとはいりましょう。だってお母さんは普段毎日お風呂に入れてくれてるんだもの。旅行の時はゆっくりさせてあげましょう。

<夕食>
家族団らんをゆっくり楽しみましょう。お料理はサービスの方が運んでくれます。後かたづけだってしなくて良いんです。フンパツしてフランスワインでも注文しちゃいましょう!

<夕食後>
風呂も入った、ご飯も食べた。子供はあとは寝るだけです。ここでようやくチャンスです。ナイターです!お父さんかお母さんがじゃんけんして勝った方が行きましょう。または子供が元気なときはみんなで行きましょう。ナイターはきらきらキレイで子供も楽しいです。ただし、お風呂の後なので冷えないようにしましょうね。

<アフター>
やっと子供が眠りましたので、お父さんとお母さんはゆっくりビールでもワインでも飲みましょう。旅行先です、ガンガン呑みましょう。だってお母さんは明日は朝ご飯も作らなくて良いし、洗濯だってしなくて良いんです。

<翌日の朝>
ガンガン呑んだので、全員で朝寝坊しましょう。朝食時間ぎりぎりの8:00にレストランに入ります。たくさん朝ご飯を食べて、子供と朝のNHK教育のフルコースを見て、子供のウンチが出たのを確認してから、スキーの支度です。さあ、今日はお母さんも滑りましょう。お父さんと順番っこです。と言うわけで、なかなかめいっぱいスキーはできませんが・・・。順番っこの時に頑張りましょうね。それでも家族みんなで旅行は楽しいものです!
Part.62 私のあこがれのスキーの方法 目次
なんと言っても、オーストリアでスキーをしたいのですが!
ちょっとおいといて、国内編です。私が家族でスキー旅行をするなら、新幹線を使います。なぜならば、

●大護が新幹線が好きだから。
●車内でビールは飲めるし、駅弁も食べられます。
●運転手のお父さんに気兼ねがいらない。
●ちょっと子供が飽きてきても動き回れるので何とかなりやすい。
●車中のトイレは大丈夫?の心配がないです。

ですので、荷物は全て宅配便でホテルに送ります。荷物は手荷物のみで、ラクラクです。それでも新幹線を降りたあと、ホテルがすぐだとは限りません。ですので、そのあとはレンタカーです。レンタカーはもちろん4WDにします。ホテルについてすぐ困らない為に、途中でビールやら牛乳やらおやつを買います。ホテルは絶対ゲレンデサイド。スキー場までちょっとでも歩きたくありませんから。着いたらお父さんとじゃんけんして、負けた方が大護係、勝った方がお姉ちゃん達とゲレンデに行きます。多分私が勝ちます(笑)。
まず、私は苦手のボードをやります。体力がある間しかできませんから。でも子供達に負けてしまうことは目に見えています。ですので、無理をせずスクールへ入ります。しかもプライベートにして、一番良いイントラを選びます。お昼ご飯はラーメンです。何故って?家族全員好きだから(笑)。
午後は大護とお昼寝です。これでボードの疲れを癒します。その間はお父さんのスキータイム!ぐっすり眠って、大護と一緒に起きて、夕方ちょこっとスキーをします。程良い疲れのあとは、お風呂+楽しみなディナータイムです。満腹のあとは子供達と遊びます。「だるまさんころんだ」をやるのも楽しいでしょう。ホテル内かくれんぼもいいなぁ。(家で流行っています)子供が寝静まったら、お父さんと呑みに出かけます。
地ビールのお店なんてあったらいいですねぇ。翌日は家族みんなで今流行のスノーシューのレッスンに参加します。(大体3歳からOKです)いわゆる雪上の里山歩きです。バックカントリーを家族で楽しめますよ。兎やカモシカなどの足跡を見るのも素敵。これなら家族全員で楽しめます。お天気の日に野外でバーベキューなんていいですね〜。コッフェルと水とインスタントラーメンと鍋持参でも、外で食べると美味しいものです。水はきれいな雪をとかせばよいので、場所によっていらないかも?大好きなワインやビールは忘れずに持参します。せっかくですから、1週間ほど滞在して、ボード・スキー・スノーシュー・へリスキー・温泉も!いーないーな!!お金がいくらあっても足りませんのが、問題でございます(笑)。
Part.6330歳代からのスキーの方法 目次
このシリーズが大変人気なようです。調子に乗ってもう一話(笑)。
リピーターさんの井谷さんから30代のスキー法のリクエストも頂いたので!30歳に入りますと、昔のような体力がありません。
夜行で行くと、朝7時にフロントに着いても、アーリーチェックインなどができてしまう場合、うっかりお部屋で眠ってしまうことになります。が、それで良いのです。
30代になってしまうと、夜行でスキー場に来て、眠らずにスキーをするのは無理です。アーリーチェックインができたら幸い。2時間ほど横になってからスキー出発です。そうしなければ、怪我にもつながります。とはいえ、アーリーチェックインが必ずしもできるとは限りません。ではどうするか?
前日にホテルへ電話して、可能かどうか確かめるのです。もしも無理な場合は、迷わず夜行で走るのはやめます。年を取ると朝はいくら早くても大丈夫なはず。朝5時くらいにはちゃんと起きることができて、出発できることでしょう。また大事なことは、20代の若者と一緒にスキーに行かないようにしましょう。
どうしても、20代と一緒だと、オヤジやオバハンになったことを隠したくなるものです。「昔はできたんだから」と昔取った杵柄は失敗の元。オヤジやオバハンになっていることを自覚しましょう。
では40代以上と一緒なら良いのかというと、そうでもありません。たびたびのビール休憩も嫌になりますし、「俺の注いだビールが飲めないのか」も困ります。
兎平へ行くというと非難ゴーゴーは間違いありません。本当に気の合うもの同士で出かけることが基本です。スキー(ボード)はお泊まりが伴うことが多いので、過ごす時間が長く、合うわない相手と一緒だと非常に困ることになります。また、団体で出かけないことも重要です。とかく誰かが集合時間に遅れてきたり、全員がそろわないといけない風習になりがちです。
「ホテルで現地集合」「先に滑っています」「先に食べてるよ〜」と言える団体でしたら問題はありませんが。そしてできるだけ落ち着いた宿を選択しましょう。同好会スキー合宿が30人総勢で、自分の隣の席で夕食を食べている光景を想像してください。食堂での「お疲れさまです」の元気の良いかけ声にぶっ飛んで、スープをひっくり返してしまいそうです。お風呂で一緒、なんて事になったら最悪です。そこそこお金はかかりますが、目はつぶりましょう。
せっかくのスキーを楽しくするために。間違っても車で寝泊まりはもう無理。
それができるのは10代までです。ねっ吉田さん!
Part.64良い板を選ぶには?目次
この頃カービングスキーが流行っていますね。慎吾さん達デモンストレーターは後術選の際、種目によって板を変えています。ただ一般の方にはそれは無理。スキー場に行くのに、スキーを5〜6台持っては来られませんし、それ以前に5〜6台買うことは無理でしょう。ではどのようなスキーまたはボードを選べば良いのでしょう?いつものように「わたし的」方法です。

●一番良いのは、メーカー主催のスキー・ボード試乗会に行きます。よくザウスでやっていたり、冬ならスキー場でも開催されています。
●それが無理なときは?(往々にして無理なことが多いものです)

■自分の技量を知る・自分の技量を説明できるようにしておく事。大体にしてスキーヤーというものは、どうもスキーに対して見栄を張ります。普段できないことでも、スキー売り場の店員さんには「普段はいつも八方で滑っているね。月に3回はスキー場だよ。今の板はちょっと切れが悪いんだよなぁ。今度レースに出ようと思ってるから、GS系の板が良いんだけど。」などと本当のようなでまかせを言ってしまって、本当にGSの板を買ってしまったら、大なことになります。それを乗りこなすことは無理な場合が多いです。多分・・・。 私は2ヶ月に一度しかスキーには行けません。大回りは何とかなってきましたが小回りがちっともうまくなれません。八方の2級の検定は見事に−(マイナス)4点で落ちました。今度は挽回すべく良い板が欲しいのです。しかし予算は70.000円まで。これでビンディング付きで何とかなりませんか?・・・と言う具合です。
■スキーに行ったときに思い切ってカービングをレンタルして試してみる。ボードへ行ったときに、あこがれのメーカーのものをレンタルで借りてみる。少々お金がかかりますが、本当に自分にあった板を選ぶためには実際に乗ってみることが何よりです。あこがれのメーカーでも、自分に合わない場合があります。見てくれとあこがれだけで道具は購入しない方がいいでしょう。
■どうしてもレンタルするお金がないときはあこがれの板を買った友人に、スキーやボードをを借りちゃう。でもこれは危険です。もしも間違って、ざっくりとエッジに傷を負わしたものなら、友人関係は間違いなく崩れ去ります。一番良い方法を選んでみてくださいね!えっ!?ないっ?ではまた次回のお楽しみと言うことで。
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