■千春のお話

Part.101回転寿司にて 目次

先日お父さんと2人で回転寿司に行ったときのこと。さんざん食べて、時間もあったので、お向かいの人をなにげに見ていました。
私たちの食べ終わりの頃、座った男性2名様。最初におみそ汁を注文して、なにをとるのかな?とワクワク(笑)。

一人は蒸しエビ、一人はサラダ軍かん巻・・・うっそでしょ〜、生ものじゃな〜い!!ますますその次が見たくなりました。そしたら次はふたりとも生姜ののっているアジ・・・生姜がのってるのって回転寿司ではヤバイって事。だって、前にアジ食べたら、生臭かったもん。それ以来、生姜「のり」は食べないことにしてます。
あれこれ見ながら、ガリとお茶を楽しみました。私だったら、その日の美味しそうなネタを注文します。絶対生ものよ、寿司は。その日はハマチと赤貝が美味しかったから2つずつ食べたし、握ったばかりのイカとまぐろもゲットしたし〜。

人によるんですね、お寿司の好み。玉子とかおいなりさんをとる人は子供だけかと思っていたら、そうでもない。サラダ軍かんを注文する人もいるし・・・。ゆっくり回転しているお寿司を見ていると、「漬け(づけ)」まぐろ軍かん発見。へぇ〜「漬け」なんてあるんだと思っていたらば、お父さんが、「まぐろが古くなってくると、多分漬けにして出すんだよ。」「へぇ〜〜〜!じゃあ漬けは、とられなかった握りが変身しているのね〜。」
からからに乾いたカレイの握り発見!何周この状態で回ったかというと、発見してから3周きました。4週目は、軍カン巻にアレンジされていて、「ほぉ〜!」それをとる人は絶対いない!と思えば、偶然座ったばかりの人がとって、大笑い。
そうだよね、最初って注文せずにとっちゃうことが多いよね。でも今度から最初から注文しようっと。そうすればくたびれたヤツ食べなくてすむもん。
あっ、あと私の大好きなのは「なす」なすのお漬け物がのってるの!え〜?生ものじゃないって?私も変わってるって?でも美味しいよ!私「なす」は絶対注文するんだ(笑)。

Part.102体質 目次

うちの家族の体質は色々。この間家族みんなで夏にカレーを食べた日、
私       :5口食べて汗が噴き出し、途中で休憩しないと食べられなくなった
おじいちゃん :ざあざあ汗が出てきて、タオルを濡らして汗を拭きつつ食べた
大護      :あせ〜あせ〜、拭いて〜と泣きが入る
のどか     :ハンカチで汗を拭きつつ食べている
あかり     :みんななんで汗が出るの?へんなの〜。あ〜ちっちっち、このカレー熱すぎるよぉ!氷のせて良い?(単なる猫舌)
岳さん     :お前ら暑苦しそうだなぁ・・・。
慎吾さん    :始終涼しげ。汗の「あ」の字もないらしい。私とおじいちゃんの顔を見て不思議そう・・・。
おばあちゃん :汗が出る人は良いわねぇ。私は食べても食べても身体が寒いよ。

なんでこんなにも違うのでしょう!涼しげにカレーを食べている慎吾さんに「さめた」目で見られたあかつきには、わたしゃ違う種類の人間なのかもしれないと思いましたよ(笑)。ですので、居間にみんなが集まる時間は、冷房・暖房のリモコン奪い合い・・。
「あ〜暑いなぁ」おじいちゃんが設定温度を下げたかと思うと、いつの間にか誰かが「ピッ」と切ってしまっていたり、くしゃみをはじめる者やら、汗だくになっている者やら、ごちゃごちゃ。ここまで体感温度の違う人間は同じ部屋で過ごさない方がいいですね。
寒がりチーム・普通チーム・暑がりチームで部屋をわけようかと(笑)。しかしながら暑い暑いと言いつつも、白馬の夏は短いです。お盆を過ぎたあたりから、秋風になり、急に涼しくなるんですから。そうなったら
私       :なんか寒くない?もう1枚着ようかな?ホットカーぺット入れちゃお。(要は暑がりで寒がりのわがまま者)
おじいちゃん :寒くはないよ、ホットカーペットはいらんだろう。
大護     :あせ〜あせ〜、拭いて〜。いっこぬぐ〜。
のどか    : もぉ、大ちゃん暑がりだねぇ。
あかり     :トレーナーどこにある?なんか足がつめたーい!
岳さん     :寒くて口内炎出来た。お母さん薬どこだっけ?
慎吾さん    : 始終涼しげな目。
おばあちゃん:あ〜特に今日は寒いねぇ。身体が凍りそうだ。

ここまで違うと笑えます。

Part.103ししとう運命 目次

辛い「ししとう」ありますよね。 こっちでは「こしょう」と言ったりしますが、普通に売っている「ししとう」でも辛いのが混じっていたりしますよね。
私は辛いものがダメで、好んでは食べませんが、当たりたくない辛いししとうに必ず当たるのです。98%は当たります。今日のごはん、炒め物の中にししとうが入っていて、6個連続辛いものでした(泣)。そこで7個目は「このししとうは全部辛いから食べるのやめよう」と残したんです。お父さんが「食べないの?」と聞くので「絶対辛いからもう食べない」と言いました。で、お父さんが食べたら、「ゼンゼン辛くないよ」え〜!?なんで〜?実はこの運命はししとうだけではなく、他にもあります。

●カレーに入った大きい生姜
うちはカレーを炒めるとき生姜を入れます。大きいのは切るのが面倒になった私がそのまま入れてしまったモノです。テキトーに切った私が当たって自業自得かもしれませんが、絶対入れないように自分でよそっても100%あたります。最初は不思議でしたが、もう慣れっこになって、「あらまた入っているわ」という感じ(笑)。でもお肉と間違えて噛んだとき、ショックです。

●短冊切りの山芋の和え物で短冊に切ってもらえなかった大きな山芋
これも自業自得なのでしょうが、必ず私に当たります。私は取り皿に取るときよ〜く見ているのですが、何故か隠れて私の所に入ってきます。

●たくさんわさびの入っているにぎり寿司
涙ちょちょぎれで、鼻がおもっきしツーーーーン。なんで私のだけ??書ききれないほどありますが、どれもこれも避けて通ろうとしているのに、当たってしまうんです。最初は悲しかったのですが、最近は子供に当たらなくて良かったわ・・など思います。こういう運命なんだと思います。でも、くじ運は悪い。不合理ですが、何せ運命。自分ではコントロールできません。くじが「辛いししとう見つけコンテスト」だったら良いのですが、そんな「くじ」絶対に行われないでしょうね(苦笑)。

Part.104私の兄 目次

私には東京に年子の兄がいます。今日は兄の話。
彼もかなり変わってます(笑)。
子供だったある朝、学校に遅れそうになって慌てている私が、それでもトイレでおしっこをして出かけようとしたら、「立ちションしてみろ、はやいぞ」というのでうのみにしてやってみたら、パンツとズボンがびしょびしょになってしまった。着替えている私を見て母が「どうしたん?」と聞くので訳を話したら、兄は百たたきの刑をくらった。
小5位の時2人で遊んでいて、「ちんこをなめたら100円やる」と言われて、100円がどうしても欲しかったので「やるっ!」それでもちんこ自身は汚そうでいやだったので、根本の方で良いか交渉。
OKがでたのでやっていると、母が帰宅。「何やってんの?」と聞くので訳を話したら、兄は百たたきの刑をくらった。
多分私の方が「ワル」だったと思うのですよ。というのは高校2年くらいの頃、煙草が切れて買いに行くのが面倒になったので、兄の机を物色していると、煙草があった。「なんだ、お兄ちゃんも吸ってるのか」と、何本か拝借。ついと何本も頂いてしまって、とうとうばれた。「買って返せよ!」と怒るのでセブンスターを買ってきたら、「俺はマイルドセブンだ!」「いいじゃん、セブンスターでも」「濃くて吸えない」「だっさ〜、かわんないよ」そうえば家で吸えなくて困ったなぁ、あの頃。
高校に行くとき、必ず駅まで吸いながら歩いていましたねぇ。
そんな高校生、当時はいなかったと思うけど、最近は当たり前なのかしら?
ずいぶん前に母親に、「高校の時、煙草吸ってたの知ってた?」と聞くと、「知ってた」。母は私のすることは何でもわかっちゃうんだなぁ・・・(笑)。 

Part.105ビバ ディスコ!高校編 目次

学生時代は元気でした。 部活後、ディスコで12時まで踊り続けていても平気!
高校時代のディスコ出陣の流れでございます。
部活後ですから、お腹がすいています。 でもディスコでは食べ放題なので、入場するまで何も食べません。 ぐーぐーとお腹の虫をならしながら、化粧です。
服も用意してきた大好きなハマトラに着替えます。 または高3くらいになるとニュートラです。 YSLのパンプスを履いて、綺麗なお花柄のシャツ、ボトムは衝撃的なピンクの短めスカートがお気に入りでした。 バックはヴィトンのバケツ風、これだと沢山入るので部活で汚れたジャージやシューズも入ってくれてけっこう便利。

新宿の交差点あたりで、割引券を配っているお兄さんから、割引券をもらいます。 多分当時は500円で食べ放題のみ放題もありましたよ。 カーニバルハウス、カンタベリーハウスペルシャ館、ギリシャ館、ビバ館、などだったかな?
究極に貧困な日はその500円も持っていないので、ナンパを待ちます。 「一緒に遊ばない?」と声をかけてくれる人なら誰でもよし。 そしてディスコ入場料は当然彼らのおごりです。 コインロッカーにバッグを預け、いよいよビバ!ディスコ!
胸が高鳴る瞬間です。 まずは腹ごしらえ。 バイキングテーブルに並んだ、冷凍のピラフ・カレーピラフ・ナポリタン・やきそば・あげしゅうまい・コロッケなど。 八宝菜のような訳のわからない炒めモノなどある日はかなりラッキーです。 ミモザサラダ・マカロニサラダ・スイカ・半分に切ったバナナ・牛乳寒天なんかもあったっけ。
味なんてさほど気にしません。 まずは食べる+食べる+飲む+飲む。 私は当時ソルティードッグが大好きで、塩の付いたグラスにソルティードックが並べられると、いち早くとりに行きました。
お友達はカルーアミルクとか飲んでいたかな? 甘いコーヒーココア味のお酒って感じです。 私はそれは「げぇぇぇぇぇ〜」という感じでしたが(笑)。 そういえば、アルコールも無料だったなぁ。

さぁ、食べたら踊ります。 先日仕入れた、学校の休み時間に毎回練習してきた、かっこいいお姉さんが踊っていた踊りを披露します。 鏡で自分の踊る姿を見て「うっとり」したり「がっくり」したり(笑)。 そんなこんなの間にサイレンが鳴ります。最初は多分9時頃鳴るんだと思います。
そして今一番ハヤリの音楽が流れ、席に座っていた人たちも「ブワーッ」と全員が踊りだします。 その後がチークタイム。 スモークみたいな白い煙が出てくることもありましたね。 チークに誘われて踊っている人は幸せで、誘われなかった女の子はなんだか惨めなもんです。 相手によるのでしょうが(笑)。
誘われて踊って、その後顔を見たら、とてつもなくダサイヤツだったとか・・ありましたねぇ(笑)。
中田お姉さま こんなんでいかがでしょうか?
Part.106 ビバ ディスコ! 大学編 目次
高3後半から大学時代は六本木に進出。 ところが多分1年くらいでディスコを卒業してしまいます。 理由は・・・バイトが忙しくなったかったからかな?よく覚えていないんですよ。
そういう訳で六本木は実はあんまり覚えていないのです。
ディスコの名前も忘れちゃってたりして、久々に高校の友人に電話して「覚えてる?」なんて聞いちゃいました(笑)。

しょっちゅう行っていたのがスクエアービルの通称スタワン「STUDIO−ONE」またはそこより上の階にあった(と思う)ネペンタ、またはフーフー。 サーファー系人間で占められていました。選曲はファンキー中心でしたね。 私はこの頃ロングヘアーのサーファーカット。 エンゼルフライトなどというパンツが流行っていました。
私の持っていたのは、多分ぴちっとしていてチェック柄だったと思います。
今写真を見るとゲロはくと思いますぅ。 私は当時プールで子供に水泳を教えるバイトをしていましたので、体中まっ黒。 どこから見てもバリバリサーファーに見えたかもしれませんね。 というわけで、必ずお店の従業員さんから声をかけられるんですよ。 で、大抵顔パスで入場していました。
通称キサナ「XANADU」キサナドゥへもよく行ったのですが、どうも場所を覚えていないんですよ。 友人も「忘れちゃったねぇ」と(笑)。 高速の下の道沿いだったかなぁ?
有名なマハラジャには1度だけ行ったことがあるのですが、この頃よりディスコ熱が冷めてきていました。 マハラジャでは男同士で入店しようとすると、断られたりしたみたいです。 だから、「おごるから一緒に入って!」って言われたのを覚えていますね。 けっこう入場料高かったから、女同士で「ラッキー!」 あぁ若かりし青春時代ですねぇ。

Part.107酒グセ 目次

先日も「雪だるま」軍団が大にぎわいでしたが、いくつになってもお酒で失敗することってありますよね。 お酒の席の思い出話はされたくないことがほとんどです。
「またやっちゃった!」ばっかりだもん。 この中でもものすごそうなのをご紹介しましょう。

昔のバイトの子が久しぶりに遊びに来たときに、ちょっとだけ呑もうか?なんて始まって、レストランのお客さん用の冷蔵庫のビールを全部飲んじゃったことがある。 「私がつぐ酒は飲めないのか!」とガンガン注いでいたそうである。
気がついたらすごい空き瓶の数にうろたえた私。
急に正気になり(正確に言うと正気になったつもりになり)、 「明日(正確には今夜)のお客さんのビールがない!」 そう言い放つと千鳥足でビールのストックをとりに行き始めた、がすでに泥酔状態。 瓶ビールのケースなんて持てるわけがないのに、とめるバイトを押し払いケースを運び出した。
で、ケースを持ってこけて・・・「ドンガラガッシャーン!!!!!!!!!!!」 みんな慌てて、ホウキやちりとりや雑巾や掃除機を持ってきてくれて掃除を始めた(らしい)。
そして私は掃除機の音のなる中、ビールケースに手をかけてぐっすり眠っていたそうである。 翌日、他の品行正しきバイトさんが「ここ何でこんなに濡れているんだろう?」とつぶやいていたそうである。

ある居酒屋さんで呑んでいたときのこと。 さんざん呑んでいると、どうもお手洗いが近くなる私。 1時間に1度 → 30分に1度 → 20分に1度×3回連続 20分になるとやばいらしい・・・。
ぐるぐる目が回る状態でお手洗いへ。 こうなってくると、ここがどこだかわらない。 お手洗いでもしゃべっている。
さて、用が済み水を流そうとしたら、そのまま水を流すところへ前倒しになりました。 これは和式トイレでした。 額を思いっきり打ち、「いったぁ〜い!何すんのよ!このやろぉぉぉぉ〜」 物に向かってしゃべっているわけです。
戻ってこないと心配した友人が、見に来ました。
「千春?遅いから見に来たよ。大丈夫?トントン(ドアをノックしている)」
「ちょっと信じられないんだよ!この人頭ぶったんだよ。ちきしょー!」
「誰もいないよ、トイレの中だよ、良いからあけて」
「やだやだぁ〜。仕返しするんだぁ。やられたらやりかえせってお母さんが言ってたもん」「いいからあけなよ、ねっ落ち着いて、ドアあけて」
「やだ絶対あけない〜んだも〜ん」
友人もほとほとあきれて、お店の人に頼んでドアを開けてもらったそうです。 あけてびっくり、和式トイレで気持ちよく眠っていた私・・・だったそうです・・・。
どんな風で寝てたんだろう・・・。
想像するのも怖くて・・・。
洋式ならまだしも・・・。
迷惑はかけないようにしましょう!ねっねっ(笑)。

Part.108うんこまみれの手 目次

体験したことあります?うんこまみれの手。
赤ちゃんのうんこではなく、自分のうんこ(笑)。
恥ずかしながら私には4回体験があります。
べ・ん・ぴ で自力でうんこが出せなくなるんです。
で、致し方なく手でうんこを出すのです。 手と言うより指でと言った方が正しいのでしょうが、指だけでは追いつかず、手全体がうんこまみれになるんですぅ(泣)。
便秘ですからうんこも臭い。 当然固い。
コチコチになったうんこを、指で出す作業はとてつもなく悲しく、つらい・・・。
でもって必ず汗だく。 でもやっとこさ堅いのをほじくり出せて、自力で残りを出せたときの爽快感ったら! 4回の体験のうち2回は我が家だったのでまだいいんですが、残りの2回は病院でした。
1回目はあかりを産んだあと、東京の実家で。
2.3回目はのどかを産んだあと、病院と自宅で。
最後の4回目は先日の大護の入院時に。
我が家でないところでうんこだらけになると何が大変って、うんこだらけの手でパンツやズボンを履けないわけですよ、汚くて。 でもずっとトイレにいるわけにはいかない。 人のいなさそうなのを見計らって、ズボンやパンツをあげずに洗面所まで行ってとりあえず手を洗うわけです。
病院では何事もなかったようにベットへ戻りました。 しかぁし!問題は残ります。 手が臭いのです、異常に。 石鹸で何度手や指を洗っても臭い。 とりあえず爪を切って、たわしなどで洗って、ことあるごとに石鹸で手を洗いまくります。が・・・1日まるまるは臭い。 経験者は語る。
そして、お尻がざくざく痛くなるんです・・・(泣)。
座薬を入れて、何度もウォッシュレットでお尻を洗います。
しかしどうやっても2〜3日はダメージが残ります・・・。
産後は便秘になりがちですね。 母乳を出すので、体の水分が一気に足りなくなるのと、寝不足です。
今回の病院の付き添いでも同じ。
病院は乾燥しているから水分が足りなくなるし、子供のそばを離れにくくて、お手洗いへゆっくりも行ってられないし、なんといっても食事での繊維質が少なくなるのです。 子供の食事は病院からでますが、付き添いの食事はでませんから、大抵できあいのお総菜などを食するせいでしょう。
うちのご飯は最高ですね。 うちのトイレも最高!
5回目のうんこまみれが来ませんように祈るばかりです。
大護が治って退院できてつくづく良かったです。

Part.109病院の付き添い 目次

子供が小さくて入院したときの付き添いは本当に大変です。
毎回人間模様を見られる楽しさはありますが(笑)。
知らない同士の親子が同室に寝泊まりするわけですから、キャラクターがでますよね。 今まで体験した中でおもしろかった人々をご紹介。

●全くベット周りのカーテンを開けないで閉じこもっている親子。 何日間か隣のベットに滞在したが、怖いほど顔を見せなかった。

●やたらと話しかけてくる親子。 我が子が寝たというのにお構いなしで話しかけてくるわ、人のベットにやってくるわ、プライベートを全く無視。

●やたらと怒る母。 体調が悪くて入院しているのに、些細なことで子供を叱りつける。 付き添いのストレス?も考えられるが、どうもそれだけではなさそう。
普段からそういう調子なのだろう・・・。 怒り始めると周りの大人も子供も全員ダジダジ状態。
かわいそうにと思い子供をかまってやると、喜んで話しかけてくる。
しまいにゃ、日中は我が子のベットにずっと滞在、ご飯もうちのベットで、とどのつまりはこのベットで寝たいという始末。 あまりにもエスカレートしてきたのでちょっと相手のお母さんに話してみようと思うが、これ幸いと機嫌が良くなったので、言い出せない私。 どうも私には子供がよっつきます。
先日の大護の入院時は4人の子供に付き添っている母のようでした。 (4人部屋だったので) 常識のあるお母さんなら、「ほらほら大ちゃんのお母さんも大変でしょ、戻っておいで」などと助言してくれるのですが、「これ幸いの母」の場合、子供を預けて買い物へ行ってしまったり、出かけてしまったり。 「午前中には戻ります」なんて出かけたかと思えばお昼を過ぎても戻ってこない・・。
やれ検温だ、身体を拭くだ、おしっこの回数だ、着替えだ、点滴が終わってナースコールだ、遊べだ、あれをとれだ、飯を食わせろだ・・・てんてこ舞いでしたよ。
その母は戻ってきたらこれ見よがしに「お土産」。
ご飯前だというのにおやつをくれるわ、付録でものすごく難しいモノを作らなくちゃいけない子供雑誌だったり。 「こんなもんいらんわ!てめーのこどもはてめーでみろ!」
今回は大護は嘔吐と下痢があったので入院して4日間くらい絶食だったのです。 ご飯の時間は本当にかわいそうでした。 だんだんと大きくなって物わかりもでてきますので、「大護は先生が良いって言うまでご飯がこないんだよ」と話して、泣く泣く納得。
周りの方たちにも「絶食なので、できるだけ食べ物の話をしないでください」なんてお願いしたり・・・。
隣のベットで「プリン食べるか!」など聞こえようモノなら 「大護もプリン欲しい」となってしまうからです。 ご飯の時間はカーテンを閉めきり、周りの様子が見えないようにしましたが、においや様子でご飯が来たと言うことは分かるものです。
最初は「大護もご飯欲しい」と言っていましたが、「先生が良いって言っていないでしょ」 と私が繰り返すので、3日目くらいからはご飯の時間に点滴のひもをなめたり、袖をなめたりするようになり、本当にかわいそうでした。
その横で「わぁ〜美味しそうなコロッケだね〜」 もぉ勘弁なりません!

Part.110男性と女性 目次

今日大護とおしっこに行ったとき、先に大護がおしっこをして、次に私がしました。
私がおしっこをするのをじーっと見て、「おかあさんのおちんちん見せて」と大護。
(おち○○○とかお○○○などの表現はわかりにくくていけませんので、この際はっきり書きましょうね。)
「女の人にはおちんちんないの」 「じゃあどこからおしっこが出るか見せて」 「・・・・・。」 「お父さんは見せてくれるよ」 「そりゃあ、男は見えやすいでしょうよ」
そこでふと思いました。 男の人のたってするトイレって、おちんちんが見ようと思えば見えますよね。 ちがう?かな? よく学園モノの漫画なんかにあるじゃないですか。 「おまえのちんちんでかいなぁ」と言いながら並んでたちションする光景とか。
女性の場合、お風呂なんかでおまたさんをのぞき込まれて「あんたのおまたさん大きいわねぇ」なんて言われたら大変なことになりそうだわ。
男の人はおちんちん見せ慣れてるけど、女の人はおまたさんを見せ慣れてない風習でしょうね。 だって女の人はお風呂でおまたさんを洗うとき、なんとなくしゃわしゃわっと見られないように洗うことが多いけど、男の人はごしごしおちんちんを洗ってるんじゃないのかな?と想像する私です。
男性と女性の差って面白いねー。 同様に男の人は血を見てびびるけど、女の人は毎月生理もあるし、出産経験者だったら血まみれになって赤ちゃん産むからはっきり言って見慣れてる。
例えば子供がけがをして、血を見てパニくるのはお父さんで、なめときゃ治るよなんて平然としているのは私。 おまたさんがみえるところにあって、男の人も生理があれば人類は変わっていたかもしれないな・・・と、とてつもなくおかしなことを考えている今日です。
付き添い疲れが残ってるかもね、私(笑)

Part.111デモンストレーターとは(2) 目次

Part.25でお話ししていますが、デモとは?
スキーが上手なトップクラスの人?
いえいえ違うと思います。
スキー指導者で、レッスンを受けた人に、スキーが大好きになってもらえる指導ができる人のことを言うと思います。 最近は芸能界の方のような存在すら感じます。

グッギーがうちに泊まっていると「おっかけ」が来るし、粟野さんがくると「きゃー」って聞こえたり。 写真撮らせてください、サインください・・・はつきものだし。 でも実際デモにレッスンを受ける事は容易ではないようです。
デモスペにおいても受講者の基準が「1級以上の方」「エキスパート」などとあるからです。 なぜ初心者はデモのレッスンを受けられないのでしょう?
なぜ子供はデモのレッスンを受けられないのでしょう? なぜデモはうまい人しか教えてくれないんでしょう。 2級じゃダメなの? シュテムターンができるだけじゃダメなの? 下手だと恥ずかしいの? 下手だからうまくなりたいんですよぉ。
そういうわけ【かどうか実際は知らないんですけど(笑)】で慎吾さんは今期、焼額にスクールを開校しました。 本当にスキーがうまくなりたい方なら、レベルを問わず慎吾さんがレッスンしてくれます。
でも身体は1つです。 (技術選のため合宿などもありますので、スケジュールはご確認くださいね!Tel&Fax: 0269−24−2061 または Tel&Fax: 03−5442−5860) 彼なら楽しい・正しい・すばらしいスクールを作ってくれるでしょう。 あらら?このお話は単なるPRになってしまったわ(笑)。

Part.112それではスキー教師とは? 目次

慎吾さんはブンデスでいろいろなレベルのスキーヤーのレッスンをしていたそうです。 というか、どんなにすばらしいコーチでも初心者は必ずレッスンするのです。 初心者でも良いコーチにつけるのです、オーストリアでは。 スキーが国技だからかもしれませんが、純粋に考えてスキーをスノースポーツを愛する国だからだと思うんですね。 グッギーも同じ事を言っていました。 私はあちこちの日本のスキースクールを受講したことがありますが、その制度に疑問を感じています。 すばらしいスキー教師は、なぜ上級者だけしか教えてくれないのでしょう? 初心者には へたっぴ バイトイントラ がつくことが多いようです。 初心者を大事にしなかったことが、スキー産業低迷の大きな要因の1つではないかと思います。 デモはエキスパートしか教えない? デモはエキスパートしか相手にしない? 何様だと思ってるんだ! スキーは万人のモノだ! 初心者でも中級者でもレッスン受けさせろ! ちょっと爆発しました(笑)。 失礼、気を取り直して・・・ 慎吾さんは焼額で初心者も教えますし、子供のレッスンもやると思いますよ。 それはスキー教師の使命ですから。(ただし身体は一つです。) たくさんの方たちにスキーの楽しさを知ってもらうことがスキー教師の喜びです。 焼額に期待しましょう。
 

Part.113もいっかい、デモとは? 目次

SAJのHPでデモンストレーターについて調べてみました。
吉田さんにSAJは3つのデモの柱を立てたと聞いたからです。
えっ?デモってデモ選に通った21人のことだけだと思っていたのに?
そしたらね、その21人はナショナルデモンストレーター、でもって最近SAJデモンストレーターなるものが認定され、これは46人が選考されているんだそうで、デモと名の付く人は、合計67人。
でもって、ナショナルデモンストレーターの中から、今シーズンの1月のスイスで行われるインタースキーにSAJ代表で派遣される8人を「リーディングデモンストレーター」と呼称するそうです。
なんじゃこりゃぁぁぁぁ〜。 もっとわかりやすくして欲しい。
私がSAJの人間だったら、
1.1番デモ
2.2番デモ
3.いまいちへたっぴデモ
または
1.教えるのが超上手いデモ
2.芸能デモ
3.どっちつかずデモ とします。
へへぇ〜わかりやすいでしょ。 ちなみに慎吾さんはナショナルデモンストレーター+リーディングデモンストレーター。1番デモですね(笑)。 よかったよかった、慎吾さんなら絶対1番だと思ってた。 でもSAJは営利団体じゃないから、給料出るとか、上がるとか一切ないんですよ。 なんだかなぁ、頑張るカイもないと言ってしまえばその一言。 結局はデモ自身の展開が必要になってくるようです。

Part.114カフェテリアをビアホールにしてしまった私 目次

もう10年ほど前の話しになりますが、うちの横のカフェテリア白樺をビアホール状態にしてしまったことがあります。
私も若かったのでしょう。 暇になった3月の平日、うちの昼食ラウンジ「ウイング」がガラガラだったので、早じまいして、バイトさんとちょこっとおしゃべりしに、カフェテリア白樺へ。
相方は、当時毎年バイトに来てくれていた「のりちゃん」。
のりちゃん注:本名はまるで違うのですが、仮面ノリダーに<ま!そっくり>でのりと呼ばれるようになったのです(笑)。
ケーキとコーヒーでもといざ出陣。
座るやいなや、 「ビール飲んじゃおうか!?」 「ちょっとくらいならいいよねぇ」 でたでた〜。 ちょっとですむわけないじゃんね〜。
気がついたら生中3杯づつは飲んでいた・・・。 この辺から盛り上がってきましたよぉ。 私が戻ってこないので、あかりとのどか(当時3〜4才)が偵察に。
子供はポテトとケーキとジュースを注文。 カフェテリア内で走り回ってのりちゃんと遊んでる・・・。
滑って戻ってきたバイトさんを白樺ゲレンデでつかまえて、 「呑みににこい!」 「え〜5時から仕事なんですよぉ」 「じゃあ5時まで呑め」 休みの子は全員カフェテリア白樺へこい! ビールおごるでぇ〜。
てなわけで、バイトさん全員集合。 大人10人くらい+ちびがき2人、14時からガンガン呑んで大騒ぎ。 しかも私はフロントの制服のまま。 端から見ると「なんじゃぁ?この団体」 テーブルには生中のあいたグラスがざぁ〜っと20個(笑)。
のりぃー、ビール買ってこ〜い 。 どうものりちゃんは大抵「つかいっぱバージョン」になってしまうらしく、 「はいは〜い、生中おまたせ〜」 楽しかったねぇ、あの日。
みーちゃんもそう思うでしょ?
以来、うちわではカフェテリア白樺は「ビアホール白樺」に名称変更(笑)。
以来、私がカフェテリアに入ると、中のおばさんびびってる・・・(爆笑)。
maybe 「来たで、志鷹さんのとこの嫁はんや。えらいこっちゃ、また来よったで」 てなぐあいだったのでしょう。  

Part.1153月生まれ 目次

3月生まれ 生まれ月によって、人格がある程度変わるような気しません?
生まれ月というよりも、早生まれと遅生まれといった方がいいでしょうか?
志鷹家は3月生まれが4人もいるのです。 「おばあちゃん」と「のどか」と「岳さん」と私。 おばあちゃんは3月31日生まれ。
3月生まれって悲しいんです、小さい頃は特に。 体は小さいし、知能は低いし、なんにもできないし。
私は幼稚園のころ、「何故私だけができないのか?」と思ったことがたびたびあります。 当然幼少の頃から思うわけです。 しかもずっと思うわけです。
なので、当然負けん気が出てくる、根性が出てくる。 逆に4〜5月生まれ。 常に「何でみんなできないの?」 体は大きく、ほとんどカンペキ。 でもそういう「ゆうちょ」さで結果失敗するおそれもあり(笑)。
大器晩成型は3月。 3月生まれは根性ありますよ。 夫婦そろってダブル3月生まれの私たち、しかも仕事柄、四六時中いっしょ。 だからケンカも多い!お互い曲げない!
心配なのは末息子、大護君。 ゆうちょなゆうちょな5月生まれ。 そのくせ何にもできない(しない)、依頼心多すぎ(笑)。
やっぱり大護が一番心配(笑)。 あら?慎吾さんも5月生まれ。 納得できるような、できないような・・・びみょぉ〜。
あかり?普通タイプの12月生まれ。 カモナシェキナベイビーにだけはならんでくれ〜。
おじいちゃん?10月生まれ。 まだまだ使えるから、まだ死なないでくれぇ〜。
私って志鷹家にとってすごいお嫁さんね。 自分でもそう思う(笑)。 あら志鷹家紹介になっちゃった。  

Part.116あかり 目次

あかりはうちの長女です。 白馬中学の1年生です。 学校が大好きで、それよりも部活が大好きです。
白馬中学の部活にはスキー部はあっても、スノーボード部がありません。 なので、あかりは昨年の入学時にスノーボード部を作って!と先生にお願いしましたが、ダメでした。 そういうわけで、バトミントン部に入りました。
部活の先生にお願いして、冬は八方尾根スノーボードジュニアに在籍するので、冬だけは部活をお休みさせて貰うようにしてありました。
さぁ、冬だ。 部活はお休みして、ボードに専念! というはずだったのですが、あかりは行ける日だけ部活に出ています。
私は最初、ボードだけをやらないあかりに腹を立てていました。 冬はボードに専念するという約束だったので。 でも、あかりは言いました。 私、部活は行ける日は行く。 バドが一番で、ボードは2番。 バトミントンにとりつかれてしまった彼女を、誰も止められません。 でもこうなって思うのは、一つのスポーツに集中することだけがよいのか?ということ。
結果、あかりは限られた時間でバドを上手くなろうとするでしょう。 いろいろなことをやっていた方が体にもいいと思います。 かえってあかりは恵まれた環境だということです。
ボードの大会をふって、バドの大会を選んだときは、家族中でおおもめでしたが、いつも「絶対」に言うことを聞くお父さんにも、反論していたようです。 バドの大会は団体戦も絡んでおり、強化選手になっていることもあり、責任があるのだと言ったそうです。
ボードの大会は1週間前に出欠がきたものでした。 初めてお父さんが折れました。
子供に教えられることは多いですね。 立派に両立している娘を見て、嬉しいこの頃です。 でもお客さんには挨拶してね。トホホホホ・・・・。  

Part.117怪我や事故 目次

10年ほど前、スキーで転んで半月板の手術を受けました。
あかりが当時3才でした。 私もまだ若く、子供をおんぶして滑ってくることが容易だった頃です。 それはお正月明けの1月8日の話しです。 お正月中ずっとホテルが忙しく、子供を見てやることができませんでした。
やっと暇になった日にあかりがおんぶしてスキーして欲しいというので、疲れが残っていましたが、彼女の希望を聞いてやりたかったので、ウェアーに着替えて出かけました。 白樺第2リフト横の緩斜面にさしかかったとき、ウエーデルンがしたくなりました。 おんぶして滑っているからやめときゃよかったのですが、やっちゃいました。 そしてエッジが引っかかり、転んでしまったのです。
子供をかばうあまり、おかしな転び方をしました。 結果的には半月板損傷でしたが、その内容がわかったのは4月でした。 検査をすればわかったのでしょうが、隣町の病院へ行くために、半日ホテルをあけることはできませんでした。
結局4月になるまで、血を抜いたり、水を抜いたりしながらギブスをして仕事をしていました。 昼食ラウンジ「ウイング」でギブスのままサービスをしていたので、お客様が気遣ってくれて、下げものを持ってきてくださったりしました。
そういう親切な方を見るたびに、逆に落ち込んでいきました。 自分のちょっとした油断が、仕事にも影響している、子供や家族にも心配をかけている。腹立たしさでいっぱいだったシーズンでした。
半月板の手術では内視鏡で見た結果、人工のものを入れる予定が、はがれたところを削除するだけですみました。 術後も水がたまったり、筋力も低下していて、リハビリは1年以上続きました。 大好きなバレーボールもできなくなりました。
半月板の変形も始まっており、過激な運動をすると、まだ膝に水がたまります。 大腿の筋力をつけるしか回避する道がありません。 怪我や事故は少しの油断から起こることが少なくありません。 そういえばあかりの先シーズンの上腕骨折も、大会で2位になった翌日のこと。
ボードジュニアの練習の際、スピードを出しすぎてスキーヤーと接触しました。 スピードコントロールができないほど調子こいて飛ばしていたせいです。
少しの油断が大きな事故につながります。 楽しく滑べり続けるために、油断は禁物。 シーズン始めからケガ続きのバイトさん森中君にも捧げます。
かしこいやんちゃになれ!  

Part.118中学の時のバレンタインデー 目次

中2の時のお話。 中学っていうと、バレンタインデーはドキドキしましたね♪♪
そのくせ素直じゃない私・・・っていうか変わり者の子供だった私は、ひょんなことから本命にチョコを渡すことができなくなり、悲しい年になりました。
というのは、男子バスケの中3の先輩を脅して、リッチなチョコをかってよこせと言い渡し、本当に外国産のチョコをたんまり頂きました(苦笑)。
本来ならば、バレンタインは女の子が好きな男の子にチョコをあげる日。 なのに、私は男の先輩にチョコを買ってよこせと言っていたのですから、じゃじゃ馬ぶりがよくおわかりかと(苦笑)。 先輩は本当にいい人だ。
くれと言ったら本当にくれた。 実はまさか本当にもらえるとは思っていませんでした。 2年の教室まできて、チョコを渡された私。 そこで同級生から歓喜の声。
「そのバスケの先輩とつき合うのぉ?」とかって女子からは言われるし、同級生の男子はなんだかしろーい目・・・。
その白い目の中には本命がぁ〜。 実は本命はあなたですなんてとっても言えない状況。 こんな事をになっちゃったら、もう本命には渡せない・・・。 こんなはずじゃあなかったのに。 本当に好きな人は別にいるのにぃ・・・。
渡せなかったチョコをみて本当に悲しかった放課後です。 翌日からバスケの先輩にあたる始末。
どーでもいいけどあんあたのせいよ、もう私に話しかけないで! チョコをくれた先輩は??? くれと言われたから買ってきて、翌日からはあんたのせいだから話しかけるな? なんてヤツだったんだ、千春さん。  

Part.119何歳からスキーを始める? 目次

お子さま連れからよく聞かれる質問です。
長女のあかりと二女ののどかが、まともにスキーを履いたのは6才くらいからです。 ずっとスキーを用意していたにもかかわらず、本人達はその気がありませんでした。
大護は4才にして昨日初スキーでした。 それも5分で終了、あとは白樺でそりをされていました(苦笑)。 スキーが大好きなお子さんの場合、気があります。 身支度すること、スキーで上手に降りてこられたときの嬉しさ。 なので、3才くらいからリーゼンコースを滑ってきた・・ということも珍しいことではありません。
しかし、気のないお子さんに関しては、スキーはつまらないでしょう。 足にうっとおしい長い物がくっつくし、歩くこともままならない。 ですので、気のあるときに始めればよいわけです。
3才からリーゼンを降りてきても、7才では他の子もみんな同じレベルになれるのですから。 本人がスキーがしてみたい、楽しい、という時に始めなければ、ついている親は拷問にかかっているようになってしまいます。
親ごさんと離れることができるお子さんの場合は、迷わずちびっこスクールに入ることをお勧めします。 親の言うことは聞かなくとも、先生の言うことはよく聞くらしいですよ。 甘えも出ませんし、同年代のお友達が同じクラスにいたらしめたもの。
先日は3才のお子さんがレッスンに入って、他の子と歳が離れているからとその3才さんだけに先生が一人ついてくれたそうで、常設レッスンの金額でプライベートレッスンになってしまったようです。
初めてスキーを履いた3才さん、午後のレッスンでリフトに3回のって転ばずに降りてこられたとか。 親ごさんは「うれしくて涙が出ました」とのこと。 ビデオを撮ったので、おじちゃんおばあちゃんに見せてあげるとおっしゃっていました。 さぞかしご家族が嬉しかった気持ち、よ〜くわかります。 こと子供のこととなると、自分のこと以上ですものね。  

Part.120子供を産んだとき 目次

ちょーひさしぶりにお話を更新いたします(笑)。
「千春のお話」はもう更新されないのでしょうか?とご心配の皆さま、お待たせいたしました。 更新が久しぶりすぎて、また今まで119まで綴ってきているので、この内容のお話がダブっていたらどうしようかと心配。
でも全部読み返すの面倒だし、書いちゃえ! お産の時は必ずひとりで立ち向かいました。 なぜなら、旦那さんが近くにいても痛みは同じだろうし、旦那さんだって家族だって産むのを待っていてもしんどいだろうから。
1人目の時は実家の東京で産み、実母に病院まで送ってもらい「帰っていいよ」と言うとびっくりしておられました。 実家には11月から4月まで世話になる予定だったのですが、私の方が実母に「ネ」を上げて3月に白馬へ戻ってきてしまいました(苦笑)。 母についての詳しくは、お話中の母のページをお読み下さい(笑)。

2人目は県内の安曇病院で産みました。 この時のおじいちゃんの話し。 私がいざ病院へ行く!というときに、おじいちゃんは言いました。 「あかり(長女)以上に可愛い子はいないから、次に産まれてくる子はそんなに可愛くない」 そして二女のどかを連れて帰ったら、あかりのことはそっちのけ(笑)。 「お母さん(私のこと)はあかりのことを見ていなさい。のんちゃんはおじいちゃんが良いんだよね〜」と片時ものんちゃんのそばから離れません。 そのせいか、どのせいか、のどかは3才まで言葉が出ませんでした。 のどかがバナナを見るだけで、おじいちゃんは「そーかそーか、のんちゃんはバァ(ばなな)が欲しいか」とわかってしまうのです。 保育園の先生から、「バナナちょうだい」と本人から伝えるまであげないように、そうしないと言葉が出ませんよ、と言われたほどです。

3人目は白馬から一番近い大町病院で産みました。 これが一番大変で、切迫流産で入院しなくちゃならないは、妊娠中食べても食べても太らないから変だなぁ?と思っていたら、お腹の中で大護が栄養を全部吸い上げていたらしい(苦笑)。 お腹に赤ちゃんが居るのに、普段の体重より少なかったんですよ、びっくりでしょ? しかも絶対女の子だと思いこんでいたら、男だった。 一番気がかりなことは、指に毛が生えているかどうか。 私、指に毛が生えているので、それが遺伝したらすっごく嫌だったんです。 だから赤ちゃんを産んでまず見るのは、顔でもなくおちんちんでもなく、手なんです。 あかり、うっすら毛穴あり。 のどか、うっすら毛穴あり。 大護、うっすら毛穴あり。 もぉ〜ショック! と嘆いている産後の私を見て助産婦さんは「???」。 訳を話したら大笑い、「そんなに気にすることでもないと思うけど・・・」 毛深くない人にはわかんないのよね・・・こういう気持ちって。
だって大学の友人に言われたんですよ、昔。 「千春の指の毛すごいねぇ。結婚式の時指輪が毛に絡まったらどーする?」って。 怖かったから、当日剃りましたけど。 今や、3人とも私にそっくりな指。 なんでだぁ〜、ここまで似てしまうとは。 でもね子供達よ、文句を言うなら「東京ばぁちゃん(実母)」に言いましょう。 これは遺伝です。
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