■千春のお話

Part181 後半のびみょー

180の続きです。
私は大学進学で、彼は浪人生。
私は忙しく、彼は時間がある。
約束をしていないのに、大学の正門で待っていたり。
私はうっかり裏門から下校してしまって会えなかったり。
または正門にいるのを見ると、うざくて裏門から黙って帰っちゃったりして。
だって、友達と遊ぶ約束していたし、
やっぱりそこまでされると実際かなり重かったときもあり、ごめん!

夏休みからスイミングスクールでアルバイトをすることになった私。
幼児や小学生の担当です。
が、彼は反対します。
水着姿を見られるのがイヤだから、だそうでした。
ってか、相手は子供なのに。
といっても、男性のコーチもいますし、ギャラリーからは誰でも見れますけど。。。。
たいした水着姿でもないんですが。

仕方なしヘッドコーチに、辞めると連絡しました。
理由を聞かれて、そのまま話しました。
ら、彼も一緒にバイトすれば?って。
そこで、一緒にバイトが始まりました。

なので、学校以外ではかなり同じ時を過ごしていました。
で、彼は無事思ってもみなかったどちらかというとできの悪い大学に進学するハメになり(バイトしたりしていたから?)、私たちは大学生同士のおつき合い 2年目が始まります。

その頃スキーに何度か行きました。
実は彼、スキーやったことがなかったんですけど。
でも、やらせた、単純に私が行きたかったから(笑)。
そしたら、彼、朝、宿についてすぐにエッジで指を切ってしまったんですね。
けっこう血が出てる。
で、私はひとりで、滑りに行きました。
だって、私がいたって傷は治らないじゃないですか。
でも、夕方戻ったらめっちゃ怒ってた。

スキーが私より下手だと言うことも、むかついていたらしい。
あたりまえじゃん、私小学校の時からやってたしー。

そんなこんなで、私が先に就職し、またここからが生活の違い。
いっぱいいっぱいになって、もう離れることにしました。
若かったのでしょう、お互いに規制をかけすぎたんですね。
もっと自由な考えもあってよかったはずなのに。

別れて、5年後くらい?の同窓会で結婚して白馬に行くことを言ったら、
「君はわがままだから、やっていけるわけがない」
って言われた。
えーっと、ぶん殴った、です。
えーっと、なんとかやっていけてます。
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