●ホテルと陶器 千寿窯のご紹介

おじいちゃんの世界でも紹介していますが、おばあちゃんの実家は富山県で千寿窯という窯元です。そんな理由で、ホテル内にはたくさんの陶器があります。本職の作った物もあり、おじいちゃんおばあちゃんの作品もあります。おばあちゃんはさすが本職の娘、とても上手に土をさわります。お客様に「なぜ陶器がたくさんあるんですか?」のご質問を多く頂きます。ホテルと陶器の関係、わかっていただけたでしょうか?


千寿窯の紹介をさせていただきます。
おばあちゃんの父は「吉野香岳」。私たちは大(おお)じいちゃんと呼んでいます。
3年前に他界しました。
千寿窯は大じいちゃんが造りました。
大じいちゃんは京都陶磁器伝習所をふり出しに、京都では三浦竹泉、清風与平、鎌倉で北大路魯山人などの指導を受けました。
次いで金沢で石黒宗麿と共に釜造りを試み、また九谷の地でも芸風を磨いてきました。
去る昭和33年、当時の富山県知事吉田実殿の御命名により”千寿窯”を富山県立山町上末に創釜しました。

昭和44年 富山県全国植樹祭にて天皇、皇后、両陛下御臨席に献上
昭和46年 常陸宮殿下に献上
昭和52年 常陸宮殿下に献上
昭和56年 富山県知事授賞
昭和57年 北日本新聞文化功労賞授賞
昭和58年 皇居にて叙勲

叙勲をうけた大じいちゃんは菊の御紋を使って、陶器を創ることが許されています。


越中瀬戸 千寿釜
富山県中新川郡立山町上末  0764−63−1774
立山カントリーの近くです。是非お立ち寄りください。


大じいちゃん
 写真をクリックすると大きくなります。

菊の御紋の陶器 志鷹家のご飯で使用中のモノです

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