千春のお話
Part 139 夢を変えること 目次
眠っているとき、夢を見ますよね。
私は夢のストーリーを変えることができますが、これを先日美容室で話したらびっくりされました。
変えられないバージョンの夢もあるんですが、変えられるのもありません?
美容室に行くまで、夢を変えることはみんなが可能なんだと思っていた私。
かえって私の方がびっくりしました。

どのように変えるか、ご説明しましょう。
非常に単純で簡単です。
見た夢の登場人物が嫌な人だったりすると、違う人に変えます。
そして好みのストーリーになってくれない場合は、こういうストーリーでいこう、と変更するわけです。

先日の夢は高校生の時つき合っていた彼氏が登場しました。
あまりにもむかついたので、違う同級生に変更しました。
それでも許せなくなってきたので、福山雅治さんに変更しました。

デート中にラーメンを食べるシーンがあったのですが、毎日運んでいてうんざりなのでパンに変えました。

思い通りになることもありますが、思い通りになってくれない場合もあります。
もしかしたら思い通りになるときは、眠っていないのかもしれません。
寝ているような、起きているような、そんなときに多いのでそう思います。

どうもこれは映画監督タッチです。
けっこう起きたとき疲れていたりしますので。
考えながら寝ているというか、そういう感覚です。
あ〜あんまりうまくいかなかったなぁ、なんて起きた時にしばしば思ったりしたことがあるくらい。

夢をかえて、実践していくこと。
現実の中でも、どんどん進んで行けたらよいでしょうが、そうはいきませんね。
でも、いつまでも前向きでいたいものです。
夢まで変えてしまう私は、何でもできるような気がしてくるのです。
しかしながら現実はそんなに簡単に変えられない。

朝、フロントをあけつつ、
「な〜にかた〜くらむ表情はぁ〜」などと口ずさみ、高校時代を思い出して、私ってへんな高校生だったなぁ〜、など思い返していた今朝でした。
Part 138 中学生の娘の母 目次
先日あかりを迎えに、ちょっとだけ車で外出しました。
運転するのはかなり久々。
きゃぁ〜、もう道路に雪がほとんどないんだぁ、うちかけハンドルOKじゃん! なぁ
んてぶいぶい飛ばしたんです。
あ〜面白かった(笑)。

さて本題。
運転したのは夜だったんですが、路上ちゅー発見!
しかも中学生の制服の男女。
しかも「ちゅー」しっぱなしで、微動だにしない・・・し、身体完全絡まってる。。。

そしてあかりを乗せて、帰路。
「さっきこの道で路上ちゅーみたの」
って言ったとたん、まだいた!
同じ子。
微動していたようだけど、まだ抱き合い中。

あかりと同じくらいの年。
なんで路上なんだぁ?
ちゅーしても悪くはないけど、隠れろよぉ〜。

こうなると母心配。
まーさ、好きな子がいるとか、彼氏ができたとか、おいおいあるんでしょうけどね。
それも青春だから、いーけどね。
やっぱりなんていうのか、正しくないとね。
公然とちゅーしても犯罪じゃないけど、見る方の立場に立ってご覧なさい。
決して「あらぁ〜ステキねぇ」なんて光景じゃないわさ。
しかも絡まるのは道路じゃなくてもいいじゃんね。

まぁ、隠れてやりゃぁいいって訳でもないけれど、常識は持って欲しい。

女の子の親は心配よねぇ。
とりあえず早めに性教育するしかない(笑)?

そのうち、「あかりちゃん塩の道で絡まってたわよ」なぁんて誰かのお母さんに言われたりして・・・(泣)。
ぐわぁぁぁ〜こえー!
どういえばいいのよ、こんな時。

道ばたで絡まるのはやめなさい?

そーだ!
私も絡めて???
違うよなぁ。

絡まるのは大人になってから?
・・・無駄だろう・・・。

子供ができないように絡まりなさい、かな?
う〜ん・・・・・・ムズカシイ・・・・。
Part 137 予約について 目次
今日はめっちゃ腹が立った。
だって、歯医者さんに予約の電話したら、「今すぐならいいです」っていうからすぐ行ったら、待合いに5人も待ってる・・・・。
「あのぉ〜、何分かかるんでしょうか?」
「1時間ほどにはならないとは思いますが・・・」
「では30分で呼んでいただけます?時間がないので」
「あ〜、それはちょっと無理かと・・・」
「デハ、コンカイハナカッタコトニ・・・・カエリマス(泣)」

行って待つなら、そう言ってくれればいいのにぃ〜。
時間をさいて出たのにぃ〜。
この予約、予約の意味なぁ〜い!
これは予約とは言わない!
今度から「今すぐ行ったら何分待って治療してもらえますか?」
に、言葉を変えよう。

美容院も案外待たされる。
だから、私は「すぐやって2時間で仕上げてもらえますか?」って聞くようにしています。

しかし、今日の歯医者は迂闊だった。
今すぐ・・・・は大嘘だった。
しかしながら、なんだか急に歯磨きすると歯が痛むようになったのです。
虫歯かなぁ?
虫歯になったこと無いからよくわからないんですが。
今度は違う歯医者にしようっと。

病院も待ちますね。
仕方ないと思うけど。

こういう仕事をしていると、待たされると腹が立つのであります。
なぜならば、私がうちのお客様をお待たせしたくないからなのです。
そういえば、今シーズンは子供達を病院へ連れて行く回数が少なかったような気がします。
私も病院へは一回も行ってないんだわ。
元気が一番ですね。
とりあえず今日から歯磨きたくさんしよっと。
Part 136 盗難があった 目次
お泊まりのお客様ではないのですが、今日スキー+ストックが盗まれちゃった事件発生。
隣のカフェテリア白樺前に板を置いて、昼食を食べている間に、スキーがなくなっちゃったんですって。
「何かの間違いだといいですね」
と、スキー+ストックのテストレンタルに応じました。
夕方、スキーを返却に来たその方に「板はあったんですか?」と聞きましたら、「いいえ」
なんて悲しいことなのでしょう。

どうも盗み目的でゲレンデに来ている人がいるようです。
スキーたてが見えるレストハウスでの事ですから。

私も盗難にあったことがあります。
買ったばかりのストック盗られました(泣)。
使った時間は、名木山リフト1本だけ・・・。
それからはレストハウスにはストックを持って入ります。

ちゃんさんもおととし岩岳スキー場でヘルメット盗られたっけ・・・。
あっという間の出来事だったそうで。
コーヒーのおかわりをとりに行っている間、ほんの10秒くらいだったそう。
しかし、かさばるヘルメットを盗るってことは、かなり計画的犯行。

宿のスキーロッカーでも危ない危ない。
ロッカーの鍵はちゃんとかけましょうね。
昔、うちのスキーロッカーで、スキー泥棒を捕まえたことがあります。
怖かったけど。

なので私たちはなるべく早い時間にロッカー室のロックをします。
カメラも設置しています。

何年か前も、技術選の大会中に、選手のスキーが盗まれたんだとか。
メーカーのテントには新しい板がずら〜って並んでますもんね。
泥棒さんにとっては大チャンスです。
必ずテントには誰か居て見張ってましょうね。

物騒な世の中です。
注意するに越したことがありません。

チェーンの自転車用の鍵など、便利ですよ。
是非ともお持ちください。

用心しすぎて、損はありません。
Part 135 のどか 目次
さあ、お話をアップしたぞ!とお思いきや、あれ?あかりと大護のお話はあるのに、のどかのお話がない。
こりゃ〜のんに怒られる、と続いて書いています(笑)。

のどかちゃんは二女です、のんちゃんと呼ばれています。
お姉ちゃんのあかりとは年子です。
あかりよりもまだ背は低いし、体重なんかちょびっとしかありません。
でも何故だか足はあかりより大きいのです。
あかりが23cmでのどかは24cm。

だから困ったことが起こります。
靴がお下がりにならないのです。
運動靴だけだったら大したことがないのでいいんです。
ボードのブーツが困るんです、高いので。
お下がりがきかなくて、おあがり。
今年はブーツ2足買うハメになりました。
あっ、でも「おおあががり」があかりに「お下がり」になるから、いっか(笑)。

姉妹で同じように育てたのに、あかりはおおざっぱ、のんはきれい好きです。
のんは「お姉ちゃん、寝る前に歯磨きしなきゃだめじゃない」って注意しています。
あかりは「は〜い」って言っています。
姉妹逆転です。

ボードの大会などに参加する時、リフト券や昼食などでお金が足りなくなったら困るから、ちょっとだけ多くお金を持たせるとします。
のんは余計なお金はほとんど使わず、持ち帰ります。
逆にあかりは持っているお金を全て使ってしまいます。
なので、あかりにはお金をぴったりしか持たせないことにしました。
「足りなくなったらのんに貰いなさい」
姉妹逆転です(笑)。

のんとだい(大護)は仲良しであり、ケンカもします。
・・・っていうか12才 対 5才 がケンカになってしまうのも珍しいかもしれませ
ん。
昨夜ものんとだいは一緒に寝ていました(笑)。
しかも2人は似ているので、寝顔はクリソツで見分けがつきません。

のんはホテルのお手伝いもできます、冬はボードやらが忙しいので、夏休みはお手伝いしています。
接客が上手です。
あかりはルーム掃除+お客様のタオル洗濯係に対して、のどかは厨房+朝食くらいならホールのサービスもできます。
正反対な姉妹です。
また夏にお客様の前に出ることもあるかと思います。
何卒宜しくお願いいたします。
Part 134 大護 目次
うちの3番目の息子大護くん、お姉ちゃん達ととても年が離れています。
長女が8才、二女が7才の時生まれました。
お姉ちゃん達は大護が生まれた頃は、物珍しさからかとてもかわいがってくれました。
あかりなんか、大護と結婚する・・・と断言していましたから(笑)。
ちょっとそれだけは無理なんだわ〜、システムがよくわかっていなかったようですね(笑)。

それが今日この頃では、お姉ちゃん達はもう半分くらい大人(中学生)。
ですから、大人の6人中に子供が1人っていう感じ。

「皆さん可愛くて仕方ないんでしょうね〜」
など言われます。
もちろん可愛いのです。
ですがひとりだけ小さいこともあり、いろいろ困ることもあるのです。
聞き分けがなかったりすると、
「なんで大ちゃんわかんないのぉ?」
なーんて言っちゃうんです。
そう、どーもひとりだけがおチビだから、子供扱いしなくなってきちゃうんですよ。

なので、「お姉ちゃん達みたいにちゃんと片づけなさい」なんて言ってしまったりします。
しかしながらお姉ちゃんは14才、大護は5才(今年に6才になりますが)。
ちょっと無理難題を言ってしまう私です。

「お洗濯モノは洗濯機の所のかごに入れなさい」から始まって
「忙しいんだから洗濯物を一緒に畳みなさい」
「大ちゃん遊んでるんだったら、洗濯物の干せるモノだけでも干しなさい」

最近ではおねーちゃんのパンツを上手に干せるまでに至りました(苦笑)、ちゃんと2つのはさみにパンツを伸ばして吊すことができます。
やればできるじゃん!
それをのどかに言ったら、「大護エロ〜い」だって(笑)。
でもパンツ干してしてもらってるんだから、それはないでしょ〜。

そういうわけで、だんだん使えるようになってきた大護くん。
ちょっとフロントの番をしてもらったりもします。
「おかーさんおトイレだから、ここにいててね」
なんていってトイレにも行けます。
しかし先日はその間にお客様がお帰りになり、ルームキーを下さいといわれた彼。
「おトイレが終わるまで待ってください」
とお客様に言ってしまったのでした。
あ〜はずかしや。

大護のお世話で追われてるせいか、おじいちゃんおばあちゃんも大護のお陰で元気なような気がします。
子は鎹(かすがい)ですね。
大護は私たちを幸せにしてくれています。
もちろん、あかりとのんもそうなんだけど。

早く飯も作れるように仕立て上げなくっちゃ(笑)、です。
あと、除雪なんかしてくれたらサイコーだわ。
Part 133 無惨な体験 目次
世の中には無惨な体験がありますが、私の目撃した無惨な体験をご紹介しましょう。

ずいぶん昔ですが、兎平のリフト上から見たのですが、思いっきり悲惨な形で転んでしまったスキーヤー発見。
そして板が片方外れて、谷に落ちてしまったんです。
しかも全然板は止まってくれなくて、がっーと谷底まで行ってしまった様子。
そのスキーヤーは呆然と板の流れていくのを見ていらっしゃいました。
そして仕方なく片足スキーだけで滑り始めた彼。
しかし兎のコブが彼をほおっておくわけはない。
思いっきりはたき転んで、結果パトのお世話に・・・。
コワイコワイ・・・スキー板、片方になったら、歩いて降りよう、兎平。

道路で転ぶのも悲惨です。
ゴンドラ前を車で降りていたときでした。
その日は凍結が凄くて、道路もスケート場のようにツルツル。
子供を車に乗せていたので、何かあってはいけないと、ローでゆっくり下っていたのでした。
そこで板を持って歩いている初心者的女性発見。
おぼつかない足取りです。
なんかあると嫌だと距離を保っていたときです。
★すって〜ん
思いっきり転ばれました。
そして、板が宙に舞い、彼女の頭に落ちたのです・・・。
うずくまって立ち上がれない様子。
そりゃあ板が降ってくればいた痛いはなぁ〜、かわいそ・・・。

土曜日などのゴンドラ前では車やスキーヤーでごったがえします。
とあるスキーヤー、板を担いで歩いていました。
何かの拍子に振り向いたら、ぎりぎりの所を走っていた車に板がコツンと当たってしまったんです。
あ〜危ないなぁ、なんて思っていましたら、車はベンツ。
車から降りてきた人は人はどこから見てもヤ○○さん。
「なぁ〜兄ちゃん、どないしてくれるんやぁ〜、高いでー、この車」
そして、兄ちゃんは5万円のキャッシュをお支払いになりました。
う〜ん、相手が悪い・・・、アンラッキーすぎた。

次に先日泊まってくださったうちのお客様。
「ちょっと買い物してきます」と大雪の夜に歩いてお出かけになりました。
「沢山雪が降っているので、気を付けてね〜」と送り出しました。
そしてお戻りになった彼女を見てびっくり。
真っ白なんです。
「えっ??雪??転んだの??」
「違うのよぉ〜、聞いてよぉ〜」
ホテル前の坂で車が来たから、通り過ぎるのを待っていたんですって。
それがちょうど道路の雪を溶かす融雪機の前だったんですって。
突然機械のランプがついて、融雪剤がバーって出てきて、全部浴びちゃったんですって。
帰ってきたときの姿は、もの凄かったですぅ〜。

まーね、笑い事ですむくらいのことなら良いですが。
書きながら、あれこれ思い出したこともありますが、時間もないのでアップしちゃいましょう。
Part 132 フロントって面白い 目次
フロントって仕事は面白いです。
私がお客様とお話しするのが好きなこともありますが。
けっこう、どきどきわくわくするようなこともあるのです。

いつも利用いただくお客様がお越しになりました。
「こんにちは〜」ってお迎えしたら、あれれ?
お連れ様の彼女がいつもと違う人。
まぁこんなことも世の中あるわなぁ〜って思いながら、お部屋にお通ししました。
いつもの彼女じゃない、ってことはきっと別れちゃったりしたのかな?と想像中にフロントへ戻ってきたお客様。
ひそひそ声で
「彼女には絶対にナイショにしてください・・・ね・・・。あと彼女と来ていたことも絶対連れには言わないでくださいね」
ふむふむ、口が裂けても言えませんな。

これはかなり序の口です。
奥さんが違う場合があるのです。
・・・・・・口が裂けても言えませんな・・・。

旦那さんが違う場合もあります。。。

先日の大ヒット(?)は、
「今度の土曜日1泊2名なんですが」と予約のお電話。
「あいにくツインルームはいっぱいになってしまい、ダブルル−ムでしたらご用意できるのですが・・・」
「いいですよ、ダブルでも」
「かしこまりました、お名前から教えてください」
と、無事予約成立。
で、いらしてみたら、でっかい男性2名様。
「今回ダブルル−ムでのご予約で承っておりますが・・・何かの間違いだったでしょうか?」
「いいえ、ダブルでいいんですよ」
といいつつ、でっかい男性達は顔を見合わせてにっこり。
ふむふむ、そういうことだったのか(笑)。
どうぞお幸せに。

最近は年を取った所為でしょう、どんな時にでも動じない顔をするのがとっても上手になりました。
でも内心「バクバク」だったりするんですが。
でも人相手って面白いことが多いです。

今日はコソ練のA氏がウイングに登場。
出張を装って背広姿でスキー場まで来たんだって!
人それぞれ、訳はありますのぉ〜(笑)。
うふふのふ。
戻る