■千春のお話

Part230 エールを送る

もっと悲しいのかと思っていたこの春
今のところ、やることが山積みで、こなすだけで1日が終わっちゃう
いつかどっと来ます?

でもハシハシでは寂しがっています
冷蔵庫
子供達にと思って買ったグレープフルーツもそのまま
最後に一緒に買い物へ行って、うっかり買ってしまったホームランバー、10本くらい入りなのに、3〜4本しか食べないで行っちゃって
誰が残りを食べるんだろうね

たまにくる電話
元気そうだし、しっかりやってる感もあり、声を聞くと安心してる

一緒に毎日いたときは、うざがったりうざがられたり
離れてみると、もっとしてあげられたのにとか、最後の方はまともにご飯が作ってやれなかったとか、後悔したり
いやいや、出来ることはやったし、いっぱいいっぱい思い出がある
ここも行ったし、こんなことで笑ったし、とか思う

隣に大護が寝ないことに、慣れたくないな
でも隣に寝てると、蹴られるし、ふとんかけないでくしゃみするから夜中、布団かけなくちゃいけないし、鼻血出て起こされるし
でも、隣にいないと、なんか寒いな
この春が寒いのか?
大護の身体が温かいのか?
なんなんだろうね

でも、頑張ってるから、きっと
だからお母さんもあんまりメソメソしないよ
一回だけメソメソして、これを書いてみたかった
なんだか涙が出てきちゃった
このあとはもう泣かないつもりだよ

大事な大事な宝物たち
もっと輝くために、選んだ道だから
後悔はしていないし、エールを送る、いつでも
みんなのことが大好きだよ
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