■千春のお話

Part220 がんばった大護

先日のお話しにうっかり書くのを忘れていましたが、大護の栂池ノルディックは2日間の大会でした。
昨日、クラシカルがあり、大護は5位になりました。

大護の学年には桁外れの速い選手がいて、大護とのタイム差は1分半もあるというほど。
到底その選手には追いつけないものの、いつものメンバーの中で5位までに入れれば、彼の力を100%は出し切れたという目安になる訳です。
そういう意味から、フリーでの悔しさを、クラシカルできっちり出せたレースになったと思います。

「お母さんは大会を見ていないのに、わかるの?」
と大護に言われましたが、いつでも応援に行けない私は、リザルトと戻ってきた表情でレースを想像することが容易です.笑。

思う結果が得られたときの嬉しさ。
帰ってきた大護をお父さんも大いに誉め、スペシャルチャーハンを作ってくれました。

昨日はのどかの高校の卒業式でもありました。
土日には絶対ホテルをあけられない私たちは、卒業式にも行ってやれませんでした。
きっと多くの保護者は参列されるのだろうと、胸が痛む思い。
大護のクロスの大会も一度も見に行ってあげたこともなく。
わかってはいることだけれども、いつものことだけど、心の中ではものすごい理不尽を感じ。
でも、それを仕事では決して出す訳にはいかない。

大護にいつも見に行けなくてごめんね、
と言うと、お母さんホテルにいないとみんな困るから仕方ないねぇ、って。
救われます、子供にこう言ってもらえると。
そして思い貯めてきた気持ちをお話しに書くことで、ようやく落ち着いてきています。

あかのんがジュニア世界選手権へ出発しました。
のんは前走をさせていただきます。
あかりは目指すは表彰台!

またドキドキです。
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