■千春のお話

Part159 父と娘

お姉ちゃん達も中3と高1、お年頃です。
中3は何かと難しい時期なのか?バトルの多いこの頃です。
のどかとはあんまり喋ってないかな?この頃は。
親に言われるのがむかつくようですね。
まぁ、私自身もそんな時期があったので、子供心に帰ればわかるような気もするし、親心になるとこっちもむかついてるし(苦笑)。
人には色々言えるくせに、我が子は思うようにうまくいかないですね.........。

そうはいえども、母親であれば、何かと喋ることも多いのですが、父と娘はそうでもないようで。
子供がここまで大きくなれば、あれしなさいこれしなさい、もいらなくなってくるし。
会話があまりなくなってくるのも事実です。

そんな中での彼らの共同作業はボード。
ボードのことがあるから、父に送迎を頼んだり、一緒にワックスしたり、コミュニケーションがうまれるようで。
あか、のんと岳さん、3人でワックスしている姿を見ると、いい感じです。
普段あれこれ話すことも少なくなってきていますが、ボードのことだけは3人で助け合う、みたいな。
だから、その面だけで言えば、娘がボードやってて良かったなぁって思うことがあります。

昨夜もトリノのスノーボードアルペン競技のVTRを見ながら、あれこうだ、これこうだと楽しそうに話している姿を見て、心がほっとした私です。

のんももう少し成長すれば、私たちの気持ちがわかってくれるのかな?
子供のためにと思っての発言も、娘にとってはいらないことだったり、聞けなかったり。
一緒にこうやって過ごす時期はあと1ヶ月ちょっとになろうとしている所為か、3月になって、もうちょっと喋ろうか?やっぱり今は話しかけない方が良いのか?などなど思う夜が続きます。

最近ですが、私がのんと話さない所為なのか、大会が近い所為なのか、岳さんと娘達はよく話し合っています。
私はちょっとお役目ごめん、ってところでしょうか?
寂しいような気持ちと、嬉しいような気と、上手く言えませんが混じりあっています。
が、最終的には、みんなが仲良くしてるのを見ると嬉しくなる母です。
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