塩の道

8月25日 お天気がよいので塩の道を散歩してみました。実は散策として歩くのは初めてです。

現在は生活道路となっているところが多く、舗装路で道自体の風情はなくなっています。一番美しいと思ったのが、おかるの穴から風切地蔵までの間です。
緑がたくさんで、こけも歴史を感じさせてくれました。

平成7年の集中豪雨で、姫川沿いの現代の輸送路、国道148号が壊滅的な打撃を受けました。にもかかわらず、山間部を縫うように続く塩の道がほとんど無キズだったことからも、昔の人の長い長い歴史の積み重ねによる、自然に対する知恵の深さが伺えます。(情報誌 白馬の達人 参照)

歩いてみますと、本当に山道。
はきなれた運動靴は絶対必要です。プラス、虫よけスプレー。歩いていようか払おうが、ヤブ蚊がぶんぶんやってきます。秋には少しはましでしょうね。

前山百体観音で休憩しました。
弘法大師の石像を中心に80数体の石仏が並んでいます。百体はないそうです。盗っていった人がいるという噂。
間違いなく地獄行きですね。

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